多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

信頼こそが商売でも最大の武器!石政佐藤石材有限会社 佐藤豊さん

信頼こそが商売でも最大の武器!石政佐藤石材有限会社 佐藤豊さん

001いつも読んでいただき,ありがとうございます。

今回は,私がとっても大好きな
石政佐藤石材有限会社社長の佐藤豊さんのご紹介です♪
佐藤さんは,地元多治見市生田町でお墓をつくっていらっしゃいます。
(詳しくはhttp://www.e-ishimasa.com/

多治見市で毎月第1金曜日に行っているPAL研究会主催の勉強会で

佐藤さんが「お墓は幸せのシンボル」というテーマでお話をしてくれました!
佐藤さんが多くの人の前で話をするのは初めて聴きました。

やはり,佐藤さんは「信頼できる人」。
自分が家族のお墓を作るのならば,佐藤さんにお願いしたいなあ・・・と思いました。

佐藤さんは,てきぱき話す,という方ではありません。
話にメリハリが合って,ききやすい~とか,
パワフル~とか,
正直,そういう印象の方ではないのです(ごめんなさい)

しかし!佐藤さんの絶対的な強さは,
「信頼感」です。
・・・小手先の話の巧さでは,人の心はだませない・・・
佐藤さんを包む「信頼感」を私なりに分解してみましたので,お伝えします!
どういうことが信頼感を生むのか,自分もそれができているのか振り返ってみましたので,みなさまも参考にしてもらえたら嬉しいです♪
その1 誰からでも学べる謙虚さ!

私が佐藤さんのことを初めて知ったのは,結婚前に行っていた中国語の勉強会です。
佐藤さんは,かなりその頃から中国語を話せましたが,私を決してバカにするようなことはなく,いつも謙虚で優しい方でした。
佐藤さんは,私からすれば,年の離れた先輩ですが,私に対してもいつも礼儀正しいのです
先日も「FMピピ(多治見の地元ラジオ局)で木下さんの話を聴いたよ!(多治見の)オープンキャンパスでまた,講義することがあったら誘って
といってくれました。
・・感動です。
お墓の彫刻を学び始めたのが,大学を出た後だったため,中学校卒,高校卒の自分より年下の人達を先輩として学ばなければならなかった。
そんななかで,人生の後輩からでも学べるのは,佐藤さんの謙虚な態度あってこそ,だと思います。
私も,どんな人からでも学ぶ,という姿勢をいつも大切にしたい,と思いました!

その2 人によって態度をかえない,日常生活の誠実さ!

謙虚さ,ともつながりますが,佐藤さんのお人柄は日常生活に出ています。
私の友人は,佐藤さんのご自宅近くに住んでいます。
佐藤さんは,農家ではありませんが,畑で農作物つくるのがすごくうまいそうです。
友人や友人の子ども達の畑のことも気になって,色々丁寧に教えてくれるそうです。
・・その話を聞いて,私はやっぱり佐藤さんって「いい人だなあ」と思うのです。
誰かに見られているから,行いを良くしよう!ではなく,
誰も見ていなくとも,心からの優しさ,あたたかさが日々の日常生活のあり方にでてきますね。
セミナーや講演ですごくいいことを言っていても,日々の生活に親切さ,礼儀正しさが無ければ,信頼感はなくなりますね。
自分にとって,仕事上の利益があるお客様には親切にしても,他の人には,冷たい態度では,やはり信頼できませんね。
私も,日々の挨拶や掃除,気遣いなど常日頃の行為のあり方をもっともっと,大切にしたいと思いました。

その3 自分の仕事を極める!商品への愛!!

やはり,同じ仕事を頼むのであれば,その仕事に愛を持ってやっている人に頼みたい!
佐藤さんが修行中に彫刻を彫っているとき,うまくいかなくて,首まで出来たところで仏像を親方に壊された。
「そのとき,本当に悲しくて・・・」
と話された。
その話す様子が,ものすごく悲しそうで・・・
私はそれを見て,涙が出そうだった。
自分の造る像に愛を持っている,そんな佐藤さんが大好き!と思いました。
話のテーマであるお墓のこと。
お墓を通じて,お参りにくる子孫はご先祖にありがとうを伝え,ご先祖から,応援しているよ==とエールをもらう。
つまり,私たちは,「お墓」があり,お参りすることで自分の幸せを感じられる。
「お墓は幸せのシンボル」なのです!!
・・そういう意味で,お墓がないと,やっぱり淋しいですね。
お墓の意味を突き詰め,海外での埋葬の仕方なども調べて伝えてくれる,佐藤さんの姿勢に「お墓」への愛を感じました。

私の父は半分冗談だと思いますが,「散骨してくれればよい」といいます。
でも,両親から受け継いでもらった幸せを感謝できる対象(シンボル)がないと,子どもにとっては残念に思います・・
最近,私の周りにいらっしゃる方は,自信に満ちあふれ,お話もおもしろおかしく上手に話し,いわゆる「オーラ」を感じるような方が多いです。
この人について行ったら,大丈夫そう!というイメージですね。

佐藤さんは・・・
失礼ながら,そのイメージからはかけ離れています(またまた,ごめんなさい)
しかし,「人の死」「お墓」というもっとも精神的で繊細な部分を扱うお仕事からすれば,これはむしろ「強み」ですよね!
話し上手というのは,胡散臭い?というイメージになりかねませんから・・・。
私たちは,お墓の形をした見栄えの良い石を買うのではなく,そこにご先祖様を敬う心をこめ,霊的なシンボルを買うのです・・・
心を込めてくれて作ってくれたお墓であること,それが間違いなく信じられることこそ・・・最大に嬉しいですね。
佐藤さんが,お墓を単なる商売道具として,いい加減な気持ちで作るとは,とてもおもえないのが,佐藤さんの魅力です。
お話を聞いて,ますます私は人として「佐藤さん」が好きになりました。
「弁護士」という私の仕事は,戦う場面もあるので,「強さ」のイメージも必要ですが,やはり,信頼できる人間でありたい!と思いました。
大好きな地元多治見市で,愛を感じるすてきなお墓やさんがあるのは嬉しいですね。
発展をこれからも楽しみにしています!
今回は大好きな方を,勝手に応援してみました!!

最後まで読んで下さった誠実な皆様(笑),心よりありがとうございました!