多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

全世代に拡がる「東海系消費」とは? ぎふしん青年重役会女性限定講演会!

全世代に拡がる「東海系消費」とは? ぎふしん青年重役会女性限定講演会!

a1180_005381いつも読んでいただき,ありがとうございます。

・・本当に皆さんのいいね!に励まされています。

4月17日に取引させていただいている岐阜信用金庫主催の「ぎふしん青年重役会女性限定講演会」に参加しました!

「最新!ヒットキーワードから読み解く男女の消費傾向とビジネスチャンス」」をテーマに世代・トレンド評論家,有限会社インフィニティ代表取締役牛窪恵先生が講演されました!

牛窪先生は,「おひとりさま」「草食系男子」で新語,流行語大賞に最終ノミネートされています。

現在,NHK,朝日放送,フジテレビでコメンテーターをされ,国の委員もされています。

セキスイハウスさんとこれからの家族を考える「家族研究会」でコラボされるなど,大手企業との多くの連携事業をされています。

今回私が,嬉しかったのは,「東海系消費」って流行の最々先端だった!ということです。

地元大好きな私にとっては,広く考えれば東海は地元ですから,それだけで嬉しいです(笑)

全世代,全国的に拡がっている賢い東海系消費とは?

これからの消費傾向はどのような方向に向かっているのか?

お役に立ちそうな話を3つ報告をします!

 

その1親ラブ!!

現在,クリスマスの消費<母の日消費というのが全国傾向。

バレンタインのチョコレートは現在,女子同士があげあう「友チョコ」がトップ,

一昨年からは2番手は家族にあげる「ファミチョコ」。

最近は,家族全員でケーキ入刀という結婚式も出てきている!

結婚後も,20~30代夫婦の65%は親の近くに住む近接居住。

(東海,東京は妻の実家の近く,大阪は夫の実家近くに住むことが多いようです)

つまり,結婚日,記念日の消費は「恋愛」よりも「家族」としての消費に変わっている!!

・・名古屋の結婚式は派手なことで有名ですが,元々は家族,「家」の行事というとらえ方から来ている。

東海には元々「親ラブ」傾向があったが,全国に拡がりつつある・・・

労働者人口が減少する中,親に家事,育児を協力してもらいながら働くママは,今後も増加するでしょう。

助けてくれるお母様,家族へのプレゼントのための消費,これからも増えていきそうですね。

 

その2!超メリハリ!

東海に住む我々は,確かに結婚式は派手かもしれませんが,基本的に「堅実」でございます(笑)

ここは,牛窪先生の話ではありませんが,テレビ,冷蔵庫など生活必需品の消費は全国平均的ですが,フルハイビジョンテレビ,カラオケなどになると,全国平均を下回っているというデータがあるようです。

貯蓄高も全国平均の200万円は多いらしい・・・

つまり,東海人は使うときは思い切って使う,あとは使わない!

という「超メリハリ」型。

これも,全世代,全国的に拡がっている傾向とのことです。

この「メリハリ」を意識して,どんなときに,人は,特別にお金を使ってもいい!と思うのか・・

その発想が必要ですね。

 

その3!地縁コミュニティ!

恥ずかしながら知りませんでしたが・・

東海地区は,「地縁」「血縁」の結束が強いと言われている地域のようです。

私も地元は大好きです!

しかし,なぜ好きなのですか??と言われると,それなりの理由は言えても,「感覚的」なものがあるのも事実。

そうか!これは小さい頃から植え付けられていた「地縁」エネルギーの心地よさがあったのかも。

東海地区の人は,元々,地元への愛着が強いようですね。

しかし,今は全国的にも拡がっている。

「あまちゃん」「ご当地キャラ」など,地元応援型プロモーションが増えている。

これからは地域での「シェア」「レンタル」がキーワードになるとのこと。

地域活動のために自転車,建物などを買ったり,借りたり,地域を応援するために商品を買う,,,

みなさまのサービス,商品は,地縁コミュニティを大切にする方にとって,心を揺さぶるものですか?

一人暮らしが増えてくる今後・・・

地域でのつながりは,人間が社会的動物として生きるため,もっと必要になる気がします・・・

今回は,「東海系」の消費傾向が全国に拡がっているというテーマで書きましたが,先生の話の大事なポイントは「誰に」このサービス,商品の価値を伝えるのか! というターゲティングの重要性にあったと思います。

私はどうやら「団塊ジュニア世代」のようですが,その前にバブルを体験している「アラフォー世代」,後の世代である「アラサー世代」では,時代を反映し,消費傾向,考え方にも大きな違いがみられることが分かりました。

自分たちは,どのような方々に向けてお役に立ちたいのか・・・

自分たちの会社の社員は,どんな考え方をする傾向が強いのか・・・

もう一度,自分たちのお客様や社員が望むこと,考え方を研究することが必要ですね。

講演後の懇親会では,岐阜市に本店のある和菓子処,緑水庵の藤吉里美女将とお話しさせていただきました。

現在なんと,6店舗を構えているとのことでした! 女将のアイデアの「栗に生クリームを入れる」,当時は画期的であった「水まんじゅうにコーヒーを混ぜて黒くする」,という商品は今でも大人気のようです。

和菓子職人の方々には,反対され,なかなか作ってもらえなかったようですが,「絶対美味しいと思うから,ちょっと頑張ってみようよ~~」 ということで,何とか商品化した,とのこと(笑)。

自分は食べるのが大好きだから,何と何を混ぜたら美味しいかな~~と考えるのは自信がある!とのことでした。

業界の常識にとらわれない発想と,高い職人の作業とのコラボレーションはとても大切なのですね♪

岐阜県鮎菓子普及協会をつくって,鮎菓子を広めるその心が,地元を愛する私の心を打ちました!

そして,何よりも「ひあゆ丸」という着ぐるみまでつくってしまう,遊び心が素敵です。

鏡島支店には,○○の形をしたテーブルがあるとのこと・・・是非,行ってみて下さいね(http://www.e-wagasi.co.jp/)♪

素敵な地元の方々との出会い,特に素敵女子経営者に出会えるのは嬉しいですね!!

最後まで読んで下さって,ありがとうございました!

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