いつも読んでいただき,ありがとうございます。
１２月５日に取引させていただいている岐阜信用金庫主催の「ぎふしん青年重役会女性会員交流会」に参加しました！
「おもてなし」文化について，をテーマに岐阜聖徳学園大講師の河合雅子先生を進行役とし，長良川温泉若女将（おかみ）会の皆様と一緒に経営者を中心とした素敵女子が意見を交わしました！！
沢山の気づきがあったのですが，ひとことで言うと，
自分の魅力と嬉しいと感じるポイントはお客様に尋ねましょう！
ということです。 そのなかで，お役に立ちそうな話を３つ報告をします！
その１！お客様がなぜ，自分の旅館，ホテル，あなたの店，あなたのサービスを選んでいるのか知る必要がある！
これは，女将に苦労談をきいたときの話。
何度か自分の旅館に泊まりに来て下さるお客様（ご夫婦）がいた,いつも同じ食事のコース。
贔屓にしていただいているようなので，あるとき，同じ料金の食事コースだったが，こちらの配慮で少しグレードアップをし，一品一品時間をかけて丁寧に運んだ。
・・ところが，そのお客様が激怒。なぜでしょうか？
「おれは少しずつ運ばれてくるのではなく，目の前にどーんと食事が並ぶのがいいんだ！こんなことしてもらっては困る！！」とのこと。
なるほど，その人によって，価値観は違うものですね！ このことから，直接はきかなくとも，雰囲気や会話からそのお客様がなにを気に入っていらっしゃるのかなど，注意するようになった，と言われていました。
その２！お客様は自分と同じ価値観では無いかも？と疑うことも大事！
今度は，ホテルスタッフの話。 いつも同じコンサートをホテルで聴いて下さるお客様がいた。何度か同じ席で聴いて下さった。
きっと，このお席で聴くのが好きなのだろうと思って，同じ席をお取りして聴いていただいた。
・・ところが，そのお客様から「違う席でも聴いてみたかった」との一言。
なるほど，想像力は大事ですが，自分がこうだろう！自分だったらこうしてもらったら嬉しい，ということが全ての人に当てはまるわけではないですね。 失礼な質問でなければ，直接お客様に意見を聞いてみるのも大事，だと思いました。
その３！自分にとって当たり前のことでも，価値を見いだしてくれる人がいることに気づくことが大切！
カナダ出身の国際交流員ハワード・グラハムさんのお話。
岐阜市に住んでいると長良川，金華山など当たり前の風景になってくる。しかし，私が山を見れば登りたい！と思う。
「外国人」といっても，カナダは雪が多いから，「白川郷」のような雪の風景にはあまりひかれない，アジア圏の雪が少ない地域の人は興味を持つ。
河合雅子先生のお話。 日本は四季の移り変わりがあることが良い，ときくことが多い。
中国人にとっては，空気，水がおいしいことこそ，素晴らしいと言われる。 なるほど，あまりにも身近になってしまった日本の良さ，地域の良さ，自分の会社，自分自身の良さは自分で気づくのは難しいかもしれません。
当日は，創業１５０年を超える岐阜市老舗旅館「十八楼」にてランチでした。とても美味しく，周りの町並みも素敵でした。 家族と一緒に来たいと思いました。
平成１８年に組織を作り，変化を意識して，勉強をしている長良川温泉若女将会の皆様，参加していた女性経営者の皆様，講師の先生，みなさまとっても素敵でまねをしたい点も沢山ありました。
みなさまもぜひ，こちらから美人女将を見て下さい。http://okamikai.org/
素敵な出会いと気づきに感謝です！！！
私も自分の魅力は，私が思っている可愛くて優しい（冗談です）ということではないかもしれない！
やはり，依頼者の方や仲間の皆様にこれからお聞きしていこうと思います。是非是非教えて下さいね。
最後まで読んで下さって，ありがとうございました！