
「DVの証拠が十分にない場合でも共同親権は拒否できますか?」
「元夫は,法改正後,共同親権に変更するための調停を申立てすると思う。共同親権に変更されてしまうのか?」
「元夫はDVについて一度も謝罪しない。でも「加害者更生プログラム」を受けて努力している,と言われたら共同親権が認められてしまう?」
「DV被害者の方から,共同親権を希望するなら,加害者更生プログラムを受けるように言っていいのか?その影響は?」
「離婚後の子供と楽しく過ごせている日々を守りたい」
いよいよ離婚後も共同親権が選択できる改正民法が施行され,すでに離婚していらっしゃる方からは心配して相談されることも増えた。
そして,まだ離婚していない方からは,
「改正前に離婚すべきだったのか?」
「改正後に離婚すると何が変わるのか?必ず共同親権となってしまうのか?」
「改正前に離婚した場合に比べて,改正後に離婚すると困ること,損になることはあるのか?」
「改正によって,離婚していない夫婦にも変化があるのか?早く離婚した方がいいのか?」
など,法改正によって離婚前,離婚後を通じて何が変わるのか,自分にとって最適な選択は何か,してはいけないことは何か,という疑問をもって質問されることも増えた。
・・確かに,すでに離婚している方や離婚はしていないけれど既に別居中の方のように・・・
「相手とは分かり合えない」
「一緒の生活は安心できない。怖い」
「だから,一緒に住むことも出来ない」
そういう特に相手への「恐怖」を感じ,「子どもとの安全な生活を守る」ために決断して,離婚や別居を選択をした方にとっては,民法改正によって,また相手と関わり続けなければいけなくなるのではないか・・
そんな気持ちから不安に思う方も多いと思う。
一方で・・
「共同親権になったら,会えなかった子どもに会えるようになるのでは?」
「共同親権になったら,子どもに関われる機会が増えるようになるはず」
そういう希望をもって,改正民法の施行を待っていた人たちもいる。
弁護士の視点からすると,現実の法的効果を知らないことによる「不安」や「期待」が多いと思うので・・
これからも,少しずつでも,具体的なご質問にお答えすることで,不安を解消したり,実際にはどうなっていくのかを,出来るだけ正確に伝えていけたらいいなと思います。
もちろん,施行される法律の条文をどのように解釈して,どう裁判所が運用していくのか,
このあたりは「条文」だけでは一律に決まらない,不明確なところもあるので,「予測」にはなってしまうところもあるけれど,条文の背景となった「法の趣旨」,「考え方」に遡って,出来るだけ正確に予測をお伝えしていけたらいいなと思っています。
「動画解説してくださってありがとうございました!」
「分かりやすくて助かります!」
そういう話も,いただくことも多いので,とても励みになっています。
なぜ,離婚後も「共同親権」を選択できる制度にしたのか?
現実としては直接の法改正のきっかけとなったのは,別居親の強い希望が大きいとは思うけれど,少なくとも「子の利益」のために必要な場合があるから,という「考え方」で条文自体は構成されていて,同居親の利益でも別居親の利益でもなく,「子の利益」を「最も優先して」考えるという法律の指針,「考え方」に変更はない。
これを前提にして,ご自身のケースでは具体的にどうしたらいいのか?
私の動画が,考えるヒントになったら嬉しく思います。
周りの人に話すことも出来ず,誰も味方がいないように思われて,孤独に戦っている人もいる…
つらいとき…真っ暗闇に思えるようなときも,希望の道を指すような光,心が穏やかになるものがあるといいなと思っています。
これからどうなるのか,不安に思う方が,家にいながら隙間時間を使って,知識を得ることで,
少しでも心の中に火がともって,肩の荷が軽くなったり,今そこにある豊かな時間に気づくことが出来たりして,
少しでも安心して過ごすため時間,ホッとして笑顔になれる時間となるお手伝いができたらと思っています。
今回は,「人間関係を決める4分類」の他,「DV証拠がない場合の共同親権Q&A」「離婚の法改正で損しないために:共同親権Q&A」。
離婚調停になる前に気づくことで,夫婦関係を修復するために出来る言動の効果は増加する。
離婚後の親権者変更についても事前に知って準備をしておくことで,出来ることやその効果は増えるし,安心して進んでいける。
既に離婚した方も,まだ離婚していない方も法改正による正確な影響を知っておくことで,安心して自分にとって最適なものを選べるヒントになると思っていますので,伝えています。
改正後も離婚していない夫婦にはどんな影響がある?子どもの住居変更時の注意点は?
DVの証拠がないと,離婚後も共同親権になってしまう?共同親権になるかどうかの基準は?
夫婦・親子関係を再構築するために知っておくべきことは?人間関係の4分類とは?
過去48時間に再生された回数の多いトップ3に入っている動画をご紹介します♪
1DV証拠がない場合の共同親権Q&A(トップ3)
法改正によって離婚の際に共同親権が選択できるようになることで,DVがあっても共同親権にされてしまうのではないか,不安に思う方も多いです。
DVがある場合の親権の決め方,共同親権になるかどうかの判断基準などについて,法改正によって,何が変わるのかを知っておくことで,安心して進めていくことができます。
無料メルマガ読者さん(女性)が,DVがあるけれど,証拠が不十分な場合のケースでの共同親権についてご質問してくださったので,「DV証拠がない場合の共同親権」のポイントを3つをお伝えしています。
「DVの証拠がない場合や不十分な場合,共同親権を拒否できないのでしょうか?」
「DVの立証ができないと,全て共同親権になってしまう?」
「裁判所が共同親権,単独親権を決める場合の基準は?どんな事情を考慮する?」
「共同親権が適切なのではないか,と調停委員に言われたけれど,自分としては不適切と考える場合,どうしたらいい?話すべきことは?」
「共同親権か単独親権かを決める際,どんな事情が大きく影響する?単独親権を主張する場合,指摘すべき重要な事実は?」
「加害者更生プログラムとは?共同親権とするかどうかに,どのような影響がある?」
離婚後の親権者の変更についても,どんな事情があると変更が認められるのか,その手続きと判断基準も伝えていますので,併せて参考にしてもらえると,離婚後の方も安心して進めて行くことができます▼
2 夫婦・親子関係を決める人間関係の4分類(トップ2)
夫,妻から離婚したいと言われているけれど離婚したくない,夫,妻とやり直したいと思う方,子どもとの関係も良くしたいと思う方に,どうしたら夫婦円満になれるのか?夫婦関係や親子関係を再構築して円満であり続けるために必要なことは何か?書籍「ユダヤ人大富豪の教え・ふたたびアメリカへ」から弁護士木下が普段の法律相談でも「離婚したい」と言われるケースの内容とも共通すると感じた注意点,人間関係を悪化させないために大事なポイントについてお伝えしています。
「人はどのように他者との関係を作る?」
「人間関係のマトリックスとは?」
「夫婦関係・親子関係を作り出す人間関係の4分類とは?」
「あなたはどの分類に当てはまる?自分の性格傾向を知る方法」
「自分が人間関係を作る際の4分類の特徴は変わりうる。その理由は?」
「どんな立場で誰に対して,どんな特徴が出やすい?弁護士木下貴子の場合」
「夫婦関係だけでなく,親子関係も良くする方法は?」
円満な夫婦・親子関係を構築する際に必要な人間関係の4分類の特徴を知り,意識して関わっていくために,4分類とは何か,自分の特徴の決まり方,見つけ方についてご紹介しています▼
3 離婚の法改正で損しないために:共同親権Q&A(トップ1)
まだ離婚をしていないけれど,改正法が施行される2026年4月以降に離婚するとどうなるのか?共同親権となることで,改正法前に離婚しなかった場合と比べて損になること,困ることはないのか?と不安に思う方は多いです。
また,共同親権の場合,子どもの住居の移転(転居・引っ越し)などで父母の意見が一致しない場合はどうなるのか,法改正後は単独で出来なくなるのか,改正後の変更点,注意点についての質問もあります。
無料メルマガ読者さん(女性)が,既に別居中だけれど離婚前という場合に,令和8年4月以降に共同親権に関してどんな影響があるのかご質問してくださったので,「法改正の共同親権への影響」のポイントを3つをお伝えしています。
「2026年4月以降に離婚する場合,必ず共同親権になってしまう?」
「法改正前に離婚する場合と法改正後に離婚する場合との違いは?」
「子の進学で父母の意見が一致しない場合,どう決める?法改正による変化・影響は?」
「共同親権で子どものことについて意見が一致しない場合は,どのように決める?法改正による影響は?」
「共同親権の場合,子どもの住所を変えるにはどうしたらいい?父母の意見が一致しない場合は?」
「既に子どもの住所が変わっている場合,子の住民票を変えるには,別居親の同意が必要?」
「親権行使者指定とは?どんな場合に使う?」
「子の監護者指定とは?どんな場合に使う?」
「一番良い離婚のタイミングは?早く離婚すべきケースとは?」
2026年4月施行の改正民法によって何が変わるのか,どんな影響があり,何に注意しなければいけないのか,などがわかることで,安心して進めて行くことができますので,参考にしてもらえたら嬉しいです▼
まとめ 様々な立場の人の話を知る
「共同親権」になっても「子どもに会う」ことにはつながらないのに,なぜ「共同親権」を求めているんだろう・・・
離婚前の別居中は「共同親権」だけど,だからと言って,希望通りに会えているわけではないのに??
・・これは「離婚後の共同親権」を求めている方々が,「子どもに会えない」「子どもに会いたい」から,法改正による「共同親権」を求めているということを知ったときに,私が最初に思った率直な感想。
実際に改正民法が施行され,少しずつは「共同親権」になったら子どもに会えるわけではない,ということは,分かり始めてきているのを,周囲の方のお話から実感しています。
一方で「養育費」の確保については,法的な効果を伴う強化はされたので,「不公平」と感じているという話も聞きます。
私は,夫婦関係の修復に力を入れていることもあって,同居親として子供と一緒に生活する側の方(多くは女性,母親)の他,子どもと離れて生活する側の方(多くは男性,父親)の相談も受けることが多い。
だからこそ,別居親からすれば,理不尽に親子交流が制限されている,と感じる事案に遭遇することも少なくない。
でも・・・
本当にどちらの立場から見るか,どちらの話を聞いているかによって,見える世界,「公平感」「恐怖」などは全く違う。
別居親の立場で相談,依頼を受けている際にも,同居親の立場で見たら,全く違う世界が見えている可能性があることは,忘れてはいけないと思っています。
そして,反対に同居親の立場で相談,依頼を受けているときも,別居親の立場で見たら,全く違う世界があることは意識しているつもり・・
どちらの立場の状況,気持ちが実感もをもって分かるように,一方の立場に偏らず,弁護士会やADR,親子交流支援をする機関などが実施する「共同親権」に関わる研修やシンポジウムなども出来るだけ,両方の立場,異なる視点での立場で実施しているものに参加するようにしています。
そんな中で,今回ご紹介したような事例「DV」の中でも特に被害が伝わりにくい「モラハラ」を受けて離婚を選択しているケースにおける離婚後共同親権への恐怖と課題を伝える映画「五月の雨」が公開される▼
https://www.ks-cinema.com/movie/mayrain/
NHK 連続テレビドラマ「虎に翼」で,夫のDV を裁判に訴え,権利を勝ち取る女性を演じた安川まりさんが主演されています。
子どものために離婚後も協力し合うことこそ望ましい,そう思っている方は,少なくない。むしろ多い。
特に「モラハラ」を受けた経験がない方や,ご自身は夫婦関係や親子関係が良好な方にとってはものすごく遠い世界で,想像が及ばないだろうな・・と思っています。
・・確かに,子どものために協力出来るのであれば理想的なのだけれど,それが出来ないケースはやっぱりある。
そもそも「親」だからといって,すべてのケースで子どもに関わることが子にとって望ましい,「子の利益」になるわけではない。
だからこそ,児童相談所はあり,法律に「親権停止」「親権喪失」の制度もある。
こう説明すると,「私は子どもへの虐待などしていない,だから,共同親権でいいはず」とも思われそうなのだけれど・・・
子どもに対して,直接の危害が加えられないような場合であっても,父母間で対等に対話によって解決できないような関係(支配的な関係)がある場合には,父母が関わって子どものことについて決めようとすること自体が「子の利益」にならない,支配される側の人権侵害につながってしまうような不適切なケースはある。
これが,この映画で感じてもらえるんじゃないかな・・と思うので,「子どものために離婚後も協力し合うことこそ望ましい」「できるはず」と思っている方に,「様々な立場の人の話を知る」ことで,多角的に考えてもらえたら嬉しいと思います。
・・最近,私から見たらどちらかと言えば「共同親権」積極派で親子交流支援も積極的にしていると認識していた方が,共同親権積極派の方々から当初は「反対派」と認定されて誹謗中傷されていたことや他の親子交流を支援している方も,どちらの立場の方からも「お前は反対派」だと認定されて,双方から責められるというような話を聞いて・・少しほっとした。
ご存じの方もいるかなと思うけれど,私も「反対派」認定されて,犯罪を伴う形での激しい攻撃を受けたから。
どちらの立場の人も,少しでも自分の考え方と違う言動をすれば「反対派」扱いして攻撃しやすい・・・だなと。
(ただ,私自身は,共同親権反対派の方から,激しい攻撃を受けたことは無い)
攻撃されても,まあ「勘違いもあるよね」と受け止めるしかないし,すべての攻撃を避けられるはずもないんだな・・と。
私自身は信念として,「子の利益」の観点で親子交流が制限されるケースもあると思っているし,共同親権が不適切なケースもあると思っているから,それはこれからも伝え続けていかなければいけないと思っています。
・・誤解されないようにできるだけ注意はしつつ。
私自身も,誰かの言動の「一面」だけを見て,「敵味方」という判断をして攻撃したりしないよう,気をつけていきたい,と改めて思いました。
そのためにも!できるだけ「様々な立場の人の話を知る」も大事にしていこうと思います~
これからも,
私の動画は,決していわゆる「明るい」テーマではないかもしれませんが(笑)
家事,育児,仕事で忙しい方であっても,隙間時間を使って,
あるいは,私のように,料理を作りながら観たりしてもらうことで,
気楽に,学んだり,
不安を解消するための役に立ったら嬉しいな,と思っています。
今回のテーマは,私が力を入れている夫婦・親子関係再構築に関わる「人間関係を決める4分類」の他,「DV証拠がない場合の共同親権Q&A」「離婚の法改正で損しないために:共同親権Q&A」。お役に立てて嬉しいな,と思っています。
令和8年4月に施行される改正民法の影響は?何が変わるのか?
拒否しても離婚後共同親権になってしまうのか?共同親権になる場合とは,どんな場合なのか?
夫婦・親子・職場などの大切な人との人間関係を根本的に良くするために,どうしたらいいのか?
そういう不安のある方が,家にいながらでも,
安心して,この動画を観ることで,少しでも力が出て,
毎日を過ごすのが,少しでも楽になったり,
一歩踏み出すきっかけになったりしたとしたら・・・
嬉しいな,と思っています。
これからも,自分自身も動画を通じて,自分らしく,
伝えたいことをこの世に残せたらいいな・・と思っています。
また,定期的に,動画のご紹介もしたいと思います~
チャンネル登録してもらえると,励みになります▼
https://www.youtube.com/@kinoshita-takako
これからも,どうぞよろしくお願いいたします♪
それでは,
このブログを読んで下さった方,
離婚調停中でしんどいと思っている方,
離婚調停ではどのように話したらいいのか,「話し方」が分からなくて不安な方,
離婚調停に臨む場合の心の整え方,注意点などを知っておきたい方,など,
そういう方が友人や家族,周りにいらっしゃる方が
どのように進めて行けばいいのかが分かることで,心が軽くなるためのヒントとなりますように。
今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました。感謝しています♪