変わる相続のルール 事業承継から考える相続法改正

約40年ぶりに大きく変わる 相続のルール

昨年,民法の中の相続に関するルールが改正されました。

ビジネス雑誌でも,昨年から,

「40年ぶりに相続が大きく変わる」

「変わる相続法 40年ぶりの大改正」

といった特集が組まれています。

今年の7月1日に,改正されたルールの大部分が施行されることとなります。

今回は,事業承継の視点から,民法の相続に関するルール(以下,「相続法」といいます)の改正を踏まえ,

  • どのような点に気をつければいいのか,
  • 何に備えておくべか,

について説明していきたいと思います。

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半分青かった 多治見・東濃とともに 2018年を振り返る

[1]大きな変化を控える年末年始

今年も残すところあと半月

平成30年2018年もあと半月ほどになりました。

多治見で働き始めて早1年

私は,今年の1月から多治見で働いていますから,多治見で働き始めてから1年が経つ節目の時期でもあります。

落ち着いて新しい年を迎えよう……そんなのんびりとした気持ちになれないのは,「師走」という言葉から感じ取れる人事往来のせわしさ故でしょうか。

実は,そんなせわしい年末,そして,年明け1月に,大きな変化,大きな法改正が控えています。

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データに関する規制の動き,人を大切にすること

今朝の日経新聞1面

今朝の日経新聞1面には,データの寡占独占禁止法による規制を政府が検討しているという記事が載っていました。

この日経の記事で紹介されているように,データの囲い込みを規制し公正な競争を確保する動きが出ている一方で,営業秘密と同じように一定の重要なデータを保護する法整備も進んでいます。そのような一定の重要なデータを保護するため不正競争防止法が改正され,来年7月31日に施行されることとなりました。

そして,私事ですが,先日,司法修習中に配属された裁判所の刑事部の飲み会に誘われ,参加してきました。

今回は,その飲み会のことに触れつつ,不正競争防止法の改正について紹介したいと思います。

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事業承継で経営権を握るために必要なこと~遺産共有と遺留分

みなさま,おはようございます!
最近,公的機関の立場で事業承継における法的な課題(法務課題)について,講習会の講師をすることが多かったので,
改めてこの対策をしないと,事業に支障が生じてしまう,法的なトラブルになってしまう,と気づいたことをお伝えします♪

株式会社の社長が,何の対策もせずに,亡くなってしまった場合,後継者が経営権≒株式を取得できないことがあります。
既に後継者として経営を進めていたはずなのに,株式を取得していないと,経営者,社長としての地位が奪われてしまうことがあります。
その結果,会社の経営が滞ったり,経営者交代などによって混乱し,そこで働くスタッフの生活まで脅かされることにもなりえます。

どんな点が問題となり,どんな対策をしておけば,経営権をしっかりと把握することが出来るのでしょうか?

今回は,経営権の承継=株式を承継する際に特に気を付けるべきポイントをお伝えします。

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AI時代を見据えた教育/労働局によるあっせん手続への対応

AI時代を見据えた教育

早いもので,2018年も1月が過ぎてしまい,今日は2月3日,節分です。

1月は,多治見市内のフォトジェニックなカフェを何軒か回ることができました。その様子は,インスタグラム(@tajimilawyer409)にて公開しています。多治見のよさを少しずつ伝えていければと思います。

さて,先日(1月27日),木下弁護士にすすめられて,PAL研究会主催の,藤原和博さんのセミナー「つなげる力~閉塞感で沈滞しがちな日本を解放せよ!」に参加しました。

AI時代を見据えて子どもたちや私達はどのような力を高めていくべきなのか,アクティブラーニングの形式で体感することができました。

いかに早く正解にたどり着くか。こうした情報処理力を鍛えることが,今までの初等・中等教育の中心でした。

 

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