シリコンバレー・San Franciscoに行って気付いたこと~事業発展・人口増の秘訣~

いつも読んでいただき,ありがとうございます!

今回は,連休中に家族でアメリカSan Francisco・シリコンバレーに行って気づいたことのご紹介です。

ひと言でいうと,やっぱり現地に行かないと分からないことがある!
だから,現地に行ってみるべき~これからも行ってみたい!というのが最大の気づきです。

グーグル,アップル,Facebookなど,私たちも商品を手にし,普段接するサービスを開発・提供している企業の集中する地区。
グーグルは一般には外から見るしかできないらしいのだけど,夫の弟家族の友人が働いているため,会社内にも入れて,感動!感謝。

 

どうしたら,世界中のみんなが使うようなサービスを開発,提供し続けられるのか・・?
San Franciscoが毎年1万人人口が増えている理由は?

私が感じたことについて3つお伝えします。

1 Googleという会社~創造性を養う環境 

入ってすぐ,カフェラテなどをサービスしてくれる。
息子と娘にはかわいいラテアートを描いてくれた(無料)

Google社員も自由に利用できるらしい。(紹介してくれた彼が言うには,社員にはラテアートは描いてくれないらしいですが,笑)

冒頭の写真に掲載したような息子の興味を引き付ける仕掛けがいっぱい。
ダンスゲーム,シューティングゲームもできる場所があった。

ランチ席はものすごく広くて,窓がGoogleカラーで彩られていることが印象的。
どこでも,ここが「Google」なんだな~と意識できる環境だな,と思いました。

ランチメニューにはおにぎりとかもあって,様々な国の人のが食べられる感じ。

ランチ席の前方には,舞台がある。
卓球台もあって,卓球大会があり,決勝戦?はその舞台で行われるらしい。

果物や野菜を使ったスムージーも無料で飲める!おいしい~幸せ♡

・・私は,事務所の環境,仕事時間以外での連帯感,とか,これまであまり配慮してこなかった。
そういうものに時間とお金をかけて,本当に仕事にメリットがあるの?という気持ちが強かった・・(今もですが)

けど,多くのファンから利用されるサービスを開発し続ける会社はやっぱり違う。
創造性が養われる環境が整備されている気がしました・・・

私が見学したのは,グーグルだけだったのですが・・・
日本に帰ってから,Google,フェイスブック,appleと見学した講演家の鴨頭嘉人さんの動画を観てたら,この三社の会社の働き方の自由度を比較してた。

鴨頭さんが言うには,実際に3社を見学して,自由度の高い順からFacebook→Google→appleと感じたらしい。
appleは日本企業に割と近い感じで,「疲れた」と言いながら働いている感じだったとか。

Googleは「管理された創造性」という言い方をしてた。
なるほど~と思いました。

意識して,創造的なものに取り組める時間を作っているGoogle。(以前Googleの元CEOの方が書いてた創造的なことに取り組む時間を2割確保する)
具体的にどのように,管理して創造的な時間,環境を作っているのかが参考になりました。

全く自由にして,力を発揮させる,というのは日本企業にはあまり向いていないのかも・・
Googleのような会社をそのまま参考にする,というのは難しいのかもしれないけれど,「創造性」を発揮するためにどのように工夫をするのか,
ある意味どのように管理しつつ,創造性を発揮させるのか,という視点なら,出来ることはありそう・・と思いました。

私の場合は,とりあえず,空港でMOMAのオシャレなトレーを買って,事務所の「おいしい水」を運ぶために使うことにしてみました~
仕事への気分が変わるかな(笑)?

創造的な事業をするための時間を意識的に作れるよう,事務所会議で伝えていきたいな=と決意しました。

みなさんの会社には,「創造性」を発揮するための仕組みってありますか?

2 多様性が認められる社会

みなさんは,「虹の旗」,レインボーフラッグの意味を知っていますか?

私は恥ずかしながら知りませんでした・・・

「レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗」だそうです。

色は LGBTコミュニティの多様性を表しており,カリフォルニア州に発祥を持ち,今では世界中で使われているとか。

実際に虹色の旗が掲げられている地区を案内してもらって知りました。

日本がオリンピックで,虹色の旗を持っていたので,日本ってそういうことOKの国なのか?ということで一時期話題になったとか・・

San Franciscoの空港におりてすぐに,成人男性同士が堂々と手をつないでいるのを見たりして,
堂々と過ごせる環境がここにはあるのかなと思った。

Googleにも本当に色々な人種の人が働いていた。

トイレは,基本的に男女どちらでも使えるところが必ずある。

日本にいるときは,LGBTの友人がそういうトイレ(多目的トイレ)がないと困ると言っていたのを思い出した。

学校でもLGBTの取り組みが問題になっている・・と日本の高校でのいじめ会議に最近参加して実感。

白人,黒人,われらアジア人,差別がないかと言えば,そんなことはなさそうだけれど・・・
とりあえず,いろいろな人がいることを「認める」という文化であることは実感した。

やっぱり,「創造的」なアイディアって,同じ属性の人ばかりでいたら思いつきにくいから・・・
多様性を前提にしている風土だからこそ,広く世界中の人に必要とされるようなサービスを考えられるのかも・・と思いました。

日本企業は平成元年のころは,時価総額世界大企業ランキングトップ20に多数入っていたのが,
今では,トヨタが43位に入っている以外トップ50社には一つもない。
代わりにアメリカ,韓国,中国などの企業が入ってきている・・

それはなぜなのか,と考えると,単純なことではもちろんないと思うのだけど,
上位企業の事業内容を見ると,やっぱり創造的なアイディアを開発する力が弱いのかな・・と思う。

多様性を認めることが,すぐに創造的なアイディアにはつながらないかもしれないけど・・変化や違いを受け入れる素地を作ってくれる気がしました。

みなさんは,「多様性」を認める取り組み,していますか?

うちは,まだまだ・・・まずは,スタッフとの違いを楽しんでいけるようにしたいと思っています~

 

3 毎年1万人人口が増えるわけ

San Franciscoの観光案内の際,San Franciscoは毎年約1万人人口が増え続けている,と言ってた。

人口減少が問題となっている地元多治見。

どうしたら,人口って増えるのだろう・・・?

現地の案内人の方の説明によると,
やっぱり「働く場所」があるから,とのこと。

シリコンバレーの企業はもちろん,San Franciscoには話題の企業がいっぱい。

プロでない運転手によるタクシー運送サービス?のウーバー本社(現地ですごく利用しました,本当に便利)

素人が家を貸す事業?のAirbnb(エアビーアンドビー)本社。

トランプ大統領がよく使うTwitter本社など。

・・そうなのか。日本人でも知っている会社がここに集中しているのですね。

だから,やっぱり,人口を増やすためには働く場所を作る,ということが大きいようです。

どうしたら働く場所は増やせるのか・・・
スタートアップ企業のために地方公共団体が協力出来ることは何なのか・・
どうしたら,この場所で会社を作ろう,と思ってくれるのか・・・

San Franciscoは人口増が急激化していることに伴い,家賃も高くなり,家が持てない方が増えているという問題もあるようなので,
一律に人口増がいいこと,ではないでしょうが・・・

地元多治見を含め,人口が減っている地域は,どうしたら人口が増えるのかは大きな課題。

「働く場所として選んでもらう」というほかに「住む場所として選んでもらう」という選択はありそうだけど,
それでもそれなりに近くに働く場所がないと「住む場所」として選んでもらうのは難しい・・・

近くに優秀な人材を輩出するスタンフォード大学があることも関係していそうですが・・(見学してその大きさにびっくり!)

なぜ,San Franciscoにスタートアップ企業が集まるのか・・Google検索してみると(笑)こんなページが▼

日系企業のサンフランシスコ・ベイエリアに進出数が過去最高に – 世界中の優れたスタートアップが集まる理由

日本でも取り入れようとしている地域があるのですね・・・

やっぱり,チャレンジを応援する文化,マインド+仕組みが大きいようです・・・

Google創業者のラリー・ページさんが言っているそうです。

「世の中には、私たちに実現可能な範囲でも面白くて重要なことがたくさん、たくさん存在している。でも、できないんだ。なぜなら、それらは違法とされているか制度上、まだ許されていないから。
技術者として、僕らはそういった新しいことを試し、それがどんな風に人々や社会に影響を与えるのか、普通の世界に展開することなく把握できる安全地帯を持つ必要がある。そういうことが好きな人たちが実際に行って実験できる場所だ。」

既存のルール,法律をどう例外的に運用できるようにするのかという取り組みも必要そうですが,
「安全地帯」「実験場所」になると,そういう起業家が集まるのですね。

地元多治見も人口減は今後の大きな問題。
地域の問題だけじゃなくて,事業主としても,スタッフに働き続けてもらうためには,
安全地帯,実験場所となれるような仕組みが必要だと思いました。

皆さんの地域は,人口を増やすためにどのような取り組みをしていますか?
皆さんの会社は,ここで働き続けたい,チャレンジしてみよう!と思えるような「安全地帯」となっていますか?

まとめ 違いを知る

現地に行くことでしか分からないな・・
と思ったのは,実際の「空気感」のようなもの。

人通りの多さ,活気,物価の高さ・・・
食事に何が出るか・・・
実際に体験してみることで,頭でっかちの知識じゃなくて「感じる」ことが出来るな~と思いました。

子どもたちも実際にアメリカでアニメを見まくって,
日本のアニメのクオリティの高さに感動したり・・・

体験型ミュージアムの規模に驚いたり・・

日本食や日本のトイレの素晴らしさに気づいたり・・

チップを多めに置いておくと,サービスが本当に増えるのを実感したり・・

とても楽しかったようで,帰ってからうちの母に沢山の話をしてくれた。

実際に外に出て,他を見ることで,日本,多治見の良さや,他の地域の良さ,違いに気づく。

日本のデザートの見た目のクオリティーの高さ,おもてなしサービスの高さも実感した。

そして,これまであげたような会社のサービスって,今までの制度を前提にすると思いつかないし,無理じゃない?と思われるものが多い・・けど,
それがあったら本当に便利!楽しい!助かる!って多くの利用者が思うから,どんどん広がっていく・・・
多くの人を巻き込んでいく事業・・というのも特徴なのかな,と思いました。

そういう社会の人にとって本当に助かるな~と思えるサービスを作りたい,という意識の大切さも実感しました。

私自身は長い時間を子どもたちと過ごすことで,改めて子どもたちと過ごす時間を大切にしていきたい~と実感しました。
仕事ももちろん頑張るけど,子どもたちとの時間も大切すると決めました。

娘は,実際にアメリカに行ってみたことで,1人で海外に行ってみようかな,という気になってくれたみたいで・・
それがすごく嬉しいことでした!!

環境を変えることで,自分が本当に大切にしたいこと,当たり前と思っていたことのすごさを実感できることが本当に良いと思いました。

旅に出なくても,日常を少し離れていつもと違うことをやってみたら,違うことに気づけるかも・・・!

それでは,
このブログを読んで下さった経営者の皆様が,顧客に支持される創造的なアイディアを思いつくためのヒントとなりますように…
そして,地域の活性化,人口増のために何が必要なのか,スタッフから支持される会社になるためのヒントとなりますように・・・

今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました!

この記事を書いた弁護士

木下貴子
木下貴子
岐阜県多治見市で初の女性弁護士となり20年目。
岐阜県立多治見病院など地元事業者の顧問弁護士を務め,法律のみならず経営に関するアドバイスも行っています。
個人のお客様には,離婚,相続,不動産案件を多く取扱っています。
著書「離婚調停は話し方で変わる」は,Amazonランキング「法律」部門ほか5部門で第1位を獲得。
相談は,親身,気軽,自分で決めるをモットーとしています。お気軽にご相談ください。

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