女の子が生きていくときに覚えていてほしいこと~西原理恵子さん

いつも読んでいただき,ありがとうございます。

最近読んだ本,お母さん必読のロングセラー西原理恵子さん著「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」から,
なるほど,確かに私も女の子にはこれを知っていてほしい!と共感することが多かったので,シェアします~

西原さんは,私の娘(中1)が好きな漫画作家。
ご自身の家庭生活を描いた「毎日かあさん」をよく読んで,笑っていました…

絵は美しい・・・というタイプではないけれど(笑),個性的で私も好き。
「まあじゃんほうろうき」を学生の頃に読んでいたという,弁護士の友達も多かったなあ・・・

どちらかと言えば,「面白さ」と,少し「裏の世界」的な雰囲気のある著者,
ご自身も夫のアルコール依存症やDVで苦労されながら,生き抜いてきた経験に基づいて,
ご自身の娘さんも含め,「女の子」が行きていく生き抜いていく中で大切だと感じていることを書いてくれた本。

本当に地に足の着いた分かりやすい言葉で書かれていて・・・感動した。

これからの時代を生き抜いていくために,
女の子が覚えておくべきことは何でしょうか?
知っておくべきことは何でしょうか?


気づいたことを3つ,お伝えします。

1 自由と責任は有料


「自分の足で歩けるっているのは,つまり,自分でちゃんと稼げるってこと」
「好きなことだから,お金はもらわなくてもいい,は間違い」
「好きなことで生きていたいなら,それでちゃんとお金がかげるようにならなく」ではいけない・・


どうしたらお金を稼げるかを考えたときに,
フワフワしていた夢が現実味を帯びてくる・・・

自由は「有料」だから,自由になるためには,しっかりとお金を稼ぐ力がいる・・ということを改めて思いました。

子どもを産んだなら,責任も有料。お金がなかったら,子どもは育てられない。


夫がお酒を飲んで暴れるようになったら?
知らない間にギャンブルで大きな借金を作ったら・・・?

そういうことをちゃんと想定して,生きることが大事。

厳しい意見で,なかなか言いづらいことだけど,
実際に自分自身が乗り越えてこられた方だからこそいえる発言だなあ・・・と改めて思った。


色々な生き方があるから,専業主婦という「生き方」ももちろんあると思うけれど,
私自身はやっぱり娘には,いざというときに,自分や子供たちを守れるような「稼ぐ力」を身に着けてほしいと思う。
「自由」と「責任」は有料だと知っていてほしい,と改めて思った。


特に私も含めて,日本人女性は「お金を稼ぐこと」に「はしたなさ」のようなものを感じている気がするけど,
「自由」に生き,「責任」を果たしていくには,それを回避してちゃいけない気がする・・


ひとりで生きていけるふたりが,それでも一緒にいるのが夫婦だと思う

という,Tiffany&Co の「11/22(いい夫婦の日)」キャッチコピーを知ったけど,
娘が今後夫婦関係を築くことがあったとしたら・・・そういうパートナー関係であってほしい。


「王子様を待たないで。社長の奥さんになるより,社長になろう」
「お寿司も指輪も自分で買おう。その方が絶対楽しいよ」という著者の言葉。

私は男性に買ってもらうのも嬉しい!という「価値観」だけど・・・
自分で欲しいものは手に入れられるという安心感はやっぱり持っていたい・・・

そして,好きな仕事をすることでその「安心感」を持ち続けていられたい・・・


みなさんは,ダイヤを買ってくれる白馬の王子様を待つタイプですか?
それとも,自分でもダイヤを買えるヒトになりますか?

 


2 戦略的・計画的に生きる


著者の周りの方の話。

「無職のまま、子どもを産んで、旦那に逃げられる子もすごく多かった」
「そうなっても、養育費なんてもらえるはずがない」

「子どもがちっちゃいうちは働けないし、一旦低収入に追い込まれたら、そこからなかなか抜け出せない」

どんなに愛情が深くても,愛情だけでは子供を育てていけない・・・

これも本当に,実感のこもったお話だなあ・・と思いました。


私も今弁護士の仕事をしてるから,本当に養育費が支払われ続けることが難しいことを知っています。

そして,結婚がうまくいかないケースも多いことも知っています。

でも,子どもの頃は知らなかった。


うちの場合,母は園長として働いていたから・・
母が離婚することによる経済的な意味での危機感は比較的少なかったのかも,と思います。


ただ,父母の夫婦関係は良くなかったから,
私自身は,何があっても絶対に自分で働いて収入を得られるようにしなきゃ,
夫は信じてはいけない・・・と脳に刻まれたような気がします・・・


著者も「資格も何もない,丸腰じゃ,あまりにも心もとない」
「資格取るんなら,早いうちの方がいい」と伝えてる。


追い込まれて次の一手が打てなくなる前に・・・・
生き抜くための「戦略」,人生の設計って,やっぱり必要だと思う・・

「資格」を取ることもその一つだけど,
やっぱり,しっかりと評価してもらえる専門性,スキルを身に着けることは必要だと思う。

娘にもやはり「専門性を高めること」の重要性と,それをお金に変える力の重要性は知っていてほしい・・・


やっぱり,好きなことで「仕事」をし続けてもらいたい,自由と自分で責任の取れる人生を生きてほしい,と思うから・・・

 

みなさんは,お子さんに,戦略的に生きるための方法,伝えていますか?

 


3 まず自分が幸せに


著者は,「まず自分がちゃんと幸せにならなくってどうする。」って伝えてます。

それを「性格が悪い方が幸せになれるよ」という言葉で伝えているところが,西原さんらしくて好きだなあ・・


優しくていい子ほど,自分でのことは後回し,人に幸せを譲る。
譲られた人は・・・感謝なんかしない,得したと思う,そして次からそれは「当然」になる・・

「自分さえ我慢すれば,は間違い」って伝えています。

 

女性は,特に,子どものこと,親のこと,友人のこと・・・周りのことが先で
自分自身のことを最後にしてしまっていること,多い気がする。

「いい子にならなくていい」

「あなたが笑うとあなたの大切な人が笑うよ」


・・とても,素敵なメッセージだなあと思います。

 

「大事なのは,自分の幸せを人任せにしないこと」

「そのためには,ちゃんと自分で稼げるようになること」

「食いっぱぐれないためには,最低限の学歴は確保する。できれば,資格も取ってスキルアップをしておくこと」


・・同窓会に出たら,旦那さんがリストラで会社を首になって,熟年離婚をしてしまった人に何人かあった,というエピソードも書かれてた。
結婚25年後に,夫の仕事がなくなって,お酒を飲むようになって,いきづまって奥さんを殴る・・・

まじめに勤めていた旦那さんでも変わる・・・
先のことは,どうなるか分からない・・・


私自身も,弁護士の経験から,そういうお話はたくさん聞いていて,本当に実感するところ。


だから,

うちの娘にもやっぱり・・・

自分自身の幸せへの道は自分で切り開ける人になって欲しい・・・
誰かに幸せにしてもらえる,という「人任せ」じゃなくて,自分でどうしたら幸せになれるかを考えて行動する。

そのためには,やっぱり,自分自身のスキルアップをしないといけないことを伝えたい。

これからの人生で何が起きても,また立ち上がって進んで行けるように・・・


そして,「自己中」と誤解されやすいけど,
男性の場合は,比較的自分自身の夢を追い求めることが自然にできる人が多いけど,
女性は,意識しないと,自分の幸せが置き去りになってしまうことが多いなあ・・と思うから,
自分自身をまず幸せにしてあげることを伝えなければいけないなあ,って改めて思いました。


働く女性の生き方だけが「幸せ」の在り方じゃない。

けど,いざとなればいつでも「稼げる」と分かっていて,今は子育てや介護のために「働かない」という道を選ぶのと,
自分では稼げない,稼ぎたくないから「働かない」という道を選ぶのは・・・違う気がするから。


いつも娘自身が笑顔でいられるために必要なことは,自分を幸せにしてあげること,
伝えていきたいな。と思いました。

その為に,私自身も自分自身が幸せと感じる働き方,人生を歩みたい・・と思います。


みなさんは,自分自身の「幸せ」大切にしていますか?

 


まとめ 転んだ時の立ち上がり方


この本では,女の子が生きていくために覚えておくといいことが実体験に基づいてたくさん書いてある。

このことを知っていれば,

これからの人生を出来るだけリスクや失敗を避けながら,計画的に歩んでいける,

と思います。

 

けれど,それでも,失敗すること,「転ぶこと」は何回もある。

それもこの本で伝えてくれている。


だから一番大切なのは「転んだ時の立ち上がり方」そう伝えてくれています。

 

私も,今本当にそう思うから,つらいこと,忘れたいと思うような失敗だと思う経験から

どう立ち上がっていくのかを改めて伝えたいと思って,

昨日12月8日から講座を始めました。

 

そして,立ち上がり方を知ることで,何度でも立ち上がり,

今後の人生を計画的,戦略的に歩んでいける女性,

専門性とスキルを磨いていける女性のサポートをしたいなと今改めて思っています。

 

西原さんのこの著書でも,ご自身が出来ない自分に直面し,

自信を喪失したり,大変な状況になったときに,

実際にどのように乗り越えてきたのか,


美大の他の学生と比べて芸術的な「才能」がないかも,と気づいたとき,

どのような分野を選んで,どのような経験とスキルを積みながら

今のような誰もが知る著者となったのか・・・


そのときに,自分の持ち味,「手持ちの札」である何を活かしたのか・・・


そのステップ,歩みがよく分かります。

 

離婚の問題を抱えている方には,著者自身がどうやって,その局面を乗り越えてきたのか・・

もとても参考になると思います。


著者が自分の母親から「あんたらのために私は我慢した。離婚せんかった」と言われたことに対して,
もどう感じているのか・・も参考になると思います。

 

それらのことが,本当に飾らない言葉で書かれていて・・・本当に素敵なこの本。

おススメです。多くの子育て中のお母さん,特に娘さんを持つお母さんに知ってもらえるといいなあ・・・

 


これからも,うちに相談に来て下さる依頼者の方々のため,

そして自分自身の子ども達,家族,友人のため,弁護士として,

母として,「幸せに生きるための方法」学んでいきたいと思います。


また,引き続き,研究発表,致します!

 

それでは,

このブログを読んで下さった女性の方,特に娘さんを持つお母さんが,「娘さんがこれからの世の中を生きていくために必要なこと」を伝えるヒントとなりますように。


今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました!

 

この記事を書いた弁護士

木下貴子
木下貴子
岐阜県多治見市で初の女性弁護士となり19年目。
岐阜県立多治見病院など地元事業者の顧問弁護士を務め,法律のみならず経営に関するアドバイスも行っています。
個人のお客様には,離婚,相続,不動産案件を多く取扱っています。
著書「離婚調停は話し方で変わる」は,Amazonランキング「法律」部門ほか5部門で第1位を獲得。
相談は,親身,気軽,自分で決めるをモットーとしています。お気軽にご相談ください。

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