多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

女の子,お母さん,経営者に知ってほしいこと~2冊の本とオリエンタルランド特別顧問福島先生

女の子,お母さん,経営者に知ってほしいこと~2冊の本とオリエンタルランド特別顧問福島先生

いつも読んでいただき,ありがとうございます。
最近身近な友人女性が出版し,自分自身も興味があって読んだ本,
産業保健師の井沢かおりさん著「卵子の大切なお話」,
発達障がい専門コーチ浅野みやさん著「子育ての『呪い』が解ける魔法の言葉」,
オリエンタルランド元社長,特別顧問の福島祥郎先生の講演「自己探求 本当の自分とは!」から,

なるほど,確かに私も女の子にはこれを知っていてほしい!お母さんに知って欲しい,
経営者など多くの方に関わる男性,女性に知って欲しい,と共感したので,シェアします~

女の子が人生設計をするうえで,知っておくべきことは何でしょうか?
私のように発達障がいのある子を持つ親は,どうしたら,心が軽くなる子育てが出来るのでしょうか?
何度も行きたくなってしまうディズニーランド,人間の本質に訴えかけ,人の心を動かすものは何でしょうか?

人は何のために生まれ,人であるために必要な3つの本質とは,何でしょうか?

気づいたことを1つずつ,合計3つ,お伝えします。

1 40歳過ぎの初めての妊娠は困難

産業保健師の井沢かおりさん著「卵子の大切なお話」から。
(この本では,私弁護士木下の経験談も掲載してくださっています)

40歳を過ぎてから不妊治療をしようと病院に行くと「来るのが遅すぎます!」と言われる。
毎日通院して300万の費用もかけたけど,妊娠に至らず,子どもを産むことをあきらめた…

私は,29歳で結婚して30歳で一人目の子(娘)を出産したのだけれど,
妊娠して,産婦人科に通院するようになったとき,チェック項目に
「初産で35歳以上かどうか」という項目があるのを見て驚いたのを覚えています。

出産リスクを検討する際に,出産する母親の年齢は重要だということに…
初産35歳で,リスクは大きく変わると考えられているのだ,と知りました。

けれど,学校でも,そこまで細かいことを教えてもらうことってないと思う。

私は弁護士になって,6年目に結婚したことになるけど,結婚する際には,直ぐに子どもが欲しかった。

ある程度弁護士としての経験もしたから,そう思えたのかもしれないけれど,
夢をもって資格を取ったり,仕事についたりした女性にとって,直ぐに出産して休む,というのは,キャリア形成などの点から抵抗も大きいんじゃないかな,と思う。

でも,もし,子どもが欲しい,と思ったら,それを後回しにするのは,リスクも上がって,妊娠確率も減り,実は簡単なことではない…
なので,女性の方,女の子には,このことはちゃんと知った上で,キャリア形成,人生プランを考えて欲しい,と思った。

男性も,女性には,妊娠適齢期があることを知って,それは大切にして欲しい,と思ったので,
改めてこの本を娘(娘は,結婚しない,と言っていますが…(笑))にも渡し,若い世代の女の子にも伝えていきたい,と思っています。

女性のみなさん,妊娠適齢期があるのを知っていらっしゃいましたか?
男性のみなさん,子どもはまだいい,と思っていても,リスクがあることを知っていましたか?

2 周りの人の言うことは9割聞き流す

発達障がい専門コーチ浅野みやさん著「子育ての『呪い』が解ける魔法の言葉」より。

この本を購入して,家に置いてあったところ,
私が読むより先に,知らない間に息子(小学校6年生)が読んでいた。
多分,表紙の絵もかわいくて,読みやすそうだったからだと思う。

「僕は発達障がいだからね」
「知っておいた方がいいと思って」
「お母さんのことを思ってくれる人,信頼できる人以外のことは,ほとんど聞かなくていいんだって」

といきなり言われた。

…こう息子に言われて,なんか本当にうれしかった。涙が出た。

私の心が軽くなるように,自分が先に本を読んで教えてくれる…
自分が「発達障がい」であることも,そんなに「嫌」とは思っていないのかな,と思えて嬉しかった。

息子は,小学校6年生になって,かなり落ち着いてきたのだけど,以前「注意欠如・多動性障害?男性脳・女性脳」 に書いたように,色々ありました(笑)

その頃は,私の母親でさえ,「ちゃんとこどもをみてあげなさい」「(私が)仕事で十分にみられていないからではないか」,というような発言があって,
苦しかった…

私の母は,保母さん(のち保育園長,幼稚園長)をしていたので,子育ての専門家でもあって,
また,私や私の子どもたちに対する愛情も深いことを知っているだけに辛かった…

私だって,頑張ってるけど,どうしたらいいのか分からなくてつらいのに…
なんで,父と母,2人の子のはずなのに,なんでもかんでも,子どもに何かあると,母親のせいにするの・・・?

最近はあまり言わなくなったけれど,いくら「先生」としては,子育ての専門家であったとしても,
私の母にとっても家族に発達障がいの子がいるというのは,初めての体験で,本当は分からないことも多かったんじゃないかなと思う。

あの頃の私が言って欲しかったのは,多分子育てのためのアドバイスじゃなくて,「もう十分頑張ってるよ。大丈夫」という言葉だった気がする。
もっとこうした方がいい,ああした方がいい,あなたの○○が良くないんじゃない…そういう言葉はもう十分,たくさんもらったから。
誰かに,今の自分をそのまま認めてもらえれば,やっと,自分で自分も認められて,一歩自分で踏み出していける…と,今は思う。

だから,ちょっと言い方が厳しいけれど,本当はアドバイスする方も,みんな大して言うほど知らないんだから…
周りの人の言葉に振り回されすぎないで,お母さんが楽になること,楽しくなることをして欲しいな,と思っています。
そのために,お母さんがとらわれてしまいがちな子育ての「呪い」を解く方法を伝えてくれる,この本はお勧めです。

お母さん,子育て中にかけられる「呪い」でつらくなっていませんか?
心が軽くなるための方法,自分自身をケアする方法,ご存知ですか?

3 人間の3条件

オリエンタルランド元社長,特別顧問の福島祥郎先生の講演から。

今は,「支配」から「対等」の立場へ,お互いを敬う社会へ,
「競争」から「創造」の世界へ,
「理性」から「感性」への時代へ,

全ての変化が人間の本質へと向かっている,ということを教えてもらった。

…人間の本質,人間が人間であるための3条件って何だろう。

それは,①真実,②徳,それらを行う③勇気とのこと。

①真実って,自分が正しい,と「考える」ものではなくて,「感じる」もの。
人の目,社会の目,支配欲からくる「こだわり」,「執着」からは離れる。

…つまり,左脳で論理的にこれが正しい,と真面目に頭をひねって考えるようなものじゃなくて,
人としてどんなことが正しいんだろう…と右脳的に感じるようなもの。

②徳は,人への思いやり。≒愛かな,と思う。

③勇気は,色々あっても,正しいと信じるものを愛をもって,忍耐強く進めて行くこと,かなと思った。

私が最近色々あってしんどい時に聞いている納税一番を達成した事業家「斎藤一人」さんのお話にも
「人は愛と光と忍耐です」というお話があるんだけど…それに近いかな,と思った。

「光」は確か,周りを明るくするような言葉を発すること,笑顔というようなお話もあったと思うので,
頭でひねり出すよりも,なぜかは分からないけれど,やってみると周りが明るくなること,っていうもので,
人類に共通する何か≒福島先生がおっしゃるところの「真実」なのかなと思った。

「真実」「正しさ」というと,人によって「正しい」と感じることは違うから,それで衝突してしまいがち…
でも,ここでいう「正しさ」って,そういう「社会の目」「人の目」「執着」からくる「正しさ」ではなくて,もっと普遍的なもの,「感じる」正しさなのかな,と思う。

企業秘密でもあるから,ここでは詳しく書けないけれど(笑),ディズニーランドは
昔から人間の本質に響くものが何なのかを知っているから,あんなに「なぜか」人気があるんだと思った。

他のレジャー施設とは違う,あの空間にワクワク,ドキドキする。
大人も子供にかえって,無邪気になれる,キャラクターのミッキー,ミニーの耳をつけたくなってしまう!(笑)
あの空間には,人間の本質に訴えかけるものがあるから…何度も何度もそれを感じたくて来てしまうのだなあと思った。

私の周りの男性は,夫を中心に(笑)目に見えないもの,スピリチュアル的なこと,一切信じない方も多いのだけれど,現実の世界で実績を上げている男性の方々が語る言葉はとても信頼性があるので,説得的。私は嬉しいな,と思う。

福島先生も「波動」は物理法則,量子力学で分かっている原理で,人間の意識は「波動」として相手に伝わる,と言われ,斎藤一人さんも大切にしている「波動」を福島先生も大切にされていることが嬉しかった。

みなさんは,「笑顔」を見るとどんな気持ちになりますか?
「人の目」「世間の目」に縛られて,本当の自分の気持ち,自分が正しいと感じることをすることに躊躇していませんか?

まとめ 正しいと信じるものを勇気をもって

今回,2冊の本と福島先生の講演を紹介したけれど,
共通しているのは,「自分が伝えなきゃいけない!」と感じること≒正しいと信じるもの
を勇気をもって伝えてくれたことが,素敵だな~と思っています。

男女共同参画社会の中で,子どもを産む適齢期を知らせていく,というのは,「仕事よりも出産を選べということ?」というようなある意味で,女性にとって厳しい現実を突きつけられるものでもあり,捉え方によっては,反発されることもあると思う。

子育てで悩んでいる人のために「善意」でかけられる言葉などを,あえて「呪い」ということは,
インパクトが大きくて,解放されるお母さんが多い分だけ,反発されることだってあると思う。

福島先生は…もはや,周りの目を気にする状況はとっくに超えてしまっている気もするけれど,
男性にとっては,今でもなかなか受け入れがたい「波動」について,堂々と言っているところが素敵すぎる。

他の方がまだ知っていなくて,自分が知っていること,これを知ってもらえたら,幸福につながると感じること,
後の世代や今を生きる人にとって伝えなきゃいけない!と感じることを,反発を恐れず,勇気をもって
伝えていこうとする姿が私は素敵だな,と感動します。

私も,やっぱり伝えたいことがあるから…
これを知ってもらえたら,助かる人がいると思うから…
色々反発があるとしても(実際あっても)やめられない…

「話し方」「伝え方」は気をつけないといけないと思うけれど,何があっても,
忍耐をもって,正しいと感じるものを伝え続けることはやめないようにしようと思う。

福島先生が教えて下さった科学的にスピリチュアルも理解できそうな
冒頭の写真にある「インテグラル理論」はこれから読む予定ですが,

今回ご紹介した2冊の本は,女の子を持つ家庭の方々,子育て中のお母さん,特に育てにくいな…と感じるお子さんがいらっしゃるお母さんには是非,読んでもらえると,女性の体のこと,心のこと,子育てのことが分かって,人生設計をしたり,これからを明るく生き抜くヒントになると思います。

これからも,うちに相談に来て下さる依頼者の方々のため,
そして自分自身の子ども達,家族,友人のため,弁護士として,
母として,女性も男性も「幸せに生きるための方法」学んでいきたいと思います。

また,引き続き,研究発表,致します!

それでは,

このブログを読んで下さった女性の方,特に娘さんを持つお母さん,発達障がいのお子さんを持つお母さん,お父さん,これからの時代に合った事業を追求することで,人の心を動かし,楽しく事業を発展していきたい方々にとって,子育て,人生設計,これから事業展開の方法を考えるヒントとなりますように。

今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました!