自分と人を幸せにする技術~元吉本興業プロデューサー

いつも読んでいただき,ありがとうございます。

今回は,十六銀行と取引があり,多治見を中心に活動する経営者を会員とした「陶都多治見十六会」の講演会で学んだことのシェアをします。
テーマは「自分と人を幸せにする技術」,講師は元吉本興業プロデューサー「大谷由里子」先生でした。


先生は,横山やすし氏など気むずかしい芸能人のマネジメント,
職場経験の無い若者を育成した経験談を元に,
人材育成・人材活性プロデューサーとして,活躍されています。

現在は,経済産業省・神戸学院大学を中心とする研修で,
講師を育てたり,企業活性のための執筆,新聞,テレビなどでも活躍されています。

とても元気な話しぶりに・・・
元気をもらえると同時に,今時の「若者」の心を動かすにはどうしたらいいのか,とても参考になりました。

厳しく叱るだけではついてこない若者達・・・
今40歳以上の方々と,それよりも若い方々とは,全く「文化」が違うようです。

平成生まれの職場の若者達の心を動かすには,
まず,自分が幸せになり,相手も幸せにする「技術」
がいるようです・・


それでは,「自分が幸せになり,人を幸せにする」にはどうしたらいいのでしょうか?
人の心を動かす「5つの欲求」とは?

私が感じた大切なポイントを3つお伝えします。

 

1 笑い

「笑い」のないところに,希望はない。

人を笑わせることが出来る人は,人の心を動かせるようです。

「わらい」の語源は,「わ」=0(ゼロ),「い」=1(イチ)を表し,笑いとは,ゼロから1を作り出す力があるそう。


確かに私の憧れの経営者達も「ユーモア」「笑い」を大切にして,お笑いの人達をとても,尊敬してる・・

「笑い」って,確かに地震等の天災後,
戦争の焼け野原の後で,何も無くとも,人間に活力を与えてくれるもの・・ですね。


では,「笑い」を作り出すには・・?

まず,ハイタッチなどの楽しそうな「行動」をする・・等も大事なようです。

私を好きになって!とお願いして好きなってくれることがないように・・
「感情,性格」をいきなり変えることはできない

でも,握手をしたり,話しかけたり,好きそうに振る舞うこと「行動」は変えられる。
・・そのうち,「好き」という気持ちもついてくるかも。

行動が変われば,感情も変わる。

楽しいから笑うのでは無く,笑うから楽しい・・と一緒かな。


「オレ,離婚したんだ」と言われたら,
まず先に「よかったやん!」と言ってから,理由を考える・・
(例えば,新しい出会い増えるね~とか)

「プラス言葉」を発する意識も大事なようです。


「自分の心の元気が無いと,他人を元気にするのは無理」という先生の言葉も響いた。
・・・私もすごくそう思う。

自分自身を笑顔に出来る「行動」をしって,行動して,元気になったら,周りの人も笑顔にするための「行動」ができるかも。
常に,どうしたら相手を笑顔に出来るか・・意識したいと思いました!

相手を先に笑顔に出来たら・・自分も笑顔になれる。相互作用もありそうです。


みなさんは,自分自身を笑顔に出来る方法,相手を笑顔に出来る技術,ありますか?

 


2 ギャップを埋める


突然ですが,・・みなさん,趣味はありますか?
趣味でナンバーワンに検索されているものは,何か知っていますか?


・・実は「在宅ワーク」≒副業 なのです。
(びっくり)

「働く」という「考え方」が,全く異なるのが若い世代。
就職活動も,まずは「ブラック企業」と検索して,当たらないかどうかをチェックするのが今の学生とか。

社長がブログを書いていれば,それも必ずチェックして,「考え方」を確認して,エントリーするかどうかも決めるとか・・


鳴り続ける電話を取らない新入社員に上司が「なんで,電話とらんのや?」と注意したら,
「とっていいんですか? 今の電話,非通知ですよ」

家では,非通知の電話は取らない,と教えられているため・・ということらしいです。
こういうやりとりが実際にあるのが,今の企業の実態。

そして,チェッカーズの「涙のリクエスト」に出てくる「トランジスタラジオ」を知らない世代の若者達・・
(私も,トランジスタラジオはよく分かりません・・けど,チェッカーズは分かる世代です,笑)

この自分にとって,「当たり前」のことが相手にとっては,「当たり前」でない,と気づくことがとても大切なよう。
先生は,横山やすし氏のマネージャーをする中で,
「自分の物差しで見ていたらいかん」ということを実感したそうです。

現場での指示なども,本当に理解しているのか,こちらが求めているものと,相手が感じたものとが一致しているのか,を確認する必要がありそうですね!


そして,SNSで「いいね」をするのが,現在の世代。
まったく,「いいね」してくれない会社の上司とコミュニケーションを取るのは難しいようです。

細かなことに気付き,「いいね」と日頃から伝える意識,いいところを意識的に誉め合う「文化」を会社に取り入れることも大事なようです。


みなさんは,職場で「いいね」していますか?
若い世代との「ギャップ」を埋める努力をしていますか?

 


3  5つの欲求

人の心を動かす欲求は,5つある。

① 愛情・・いい関係でいたい,笑顔でいたい,愛されていると感じたい
② 承認・・認められたい,尊敬されたい,貢献(ボランティア)したい,役に立ちたい。
③ 自由・・自分で決めたい。日本一の○○になりたい。
④ 挑戦・・新しいことをしたい,学びたい
⑤ 安心/安全・・ほっとしたい。安心感を得たい。

人によって,どの欲求が強いかタイプが違うようです。
・・私も全てあるけれど,強いのは④挑戦かな。


女子は,①愛情が強い方が多いようです。

問題は,自分と相手とのタイプが違うときに起きるようです・・

例えば,①の愛情を求める女子は,構って欲しい↓
構ってくれないと不健全行動=「すねる」に出るとか(笑,確かに)↓

このとき,男性が③の自由を求めるタイプだと,「触らぬ神に祟りなし」ということで放置して,更に悪化する・・(笑)


なので,相手がどの欲求が強いタイプか見極めて,声をかける,行動するということが大切なようです。


今の若い方々は・・バブル崩壊後に産まれ,⑤の「安定志向」が強いことも多いそう。
そのため,「全体像が見えないと不安」になって動けないとか。他には,社会保障制度を求めたり・・など。
先生は,④の挑戦が強いタイプなので,全体像が見えなくても動けるので,職員がなぜ詳しく説明しないと動けないのか以前は分からなかったそう。ベンチャーなんだから,社会保障なんて無いわ~と思ってたこともあったそう。

確かに,私も,この点は気をつけなければ・・と思いました。
経営者では無く,スタッフとしていてくれる方というのは,やっぱり,④よりも,⑤の要素が強いことも多いかなと改めて思いました。

それぞれのタイプ毎に響く声がけ・行動はこちら。

① 愛情・・かまってあげる。気にかけてあげる。
② 承認・・「○○さんのおかげです」「尊敬しています」「頼りにしています」
③ 自由・・とにかく,放って置いて欲しい
④ 挑戦・・「変わってますね」(確かに・・・言われると最近は嬉しいかも)
⑤ 安心・・「大丈夫だよ」全体像を見せてあげる


相手のタイプを見抜くには,相手の使う「言葉」に意識すると良いそうです。
そして,相手がよく使う言葉を使って,「誉める」のも効果があるそうです。


みなさんは,5つの欲求の何が強いタイプでしたか?
みなさんのご家族,会社の同僚,スタッフ,上司は何タイプですか?
心を動かすための「声がけ」はどうすれば,よさそうですか?

 

まとめ 周りを輝かせる人


先生が,ナイティナインの岡村さんをプロデュースする際の話。
岡村さんが,可愛がられたのは,「志村けん」さんの番組,「明石家さんま」さんの番組,タモリさんの番組,
どれでも,いつも岡村さんは,どうしたら,この方々が目立てるのかを意識していたからだとか。


・・なるほど,と思いました。
自分ではなく,周りの方を笑顔に出来る人,周りの方を輝かせることが出来る人が,最後は自分が輝いていくのだと思いました。


私は,「明石家さんま」さんを,その意味でとても尊敬しています。
さんちゃんの番組,「踊るさんま御殿」では,様々なタレントさんが出るけれど,その一人ひとりの特徴をつかみ,「いじる」ことで,さんちゃんは,それぞれ一人ひとりがスポットライトを浴び,輝けるようにしてくれているな~と改めて思いました。

どんな人でも,輝かすことが出来る能力・・磨いていきたいと思いました。
そうすることで,結果として,自分のためにも動いてくれる人が増えそう・・ですね。


あと,神戸の震災を目の当たりにしたときに感じた先生の感想も心に刺さりました・・
「あの震災で自分がなぜ残ったのか。
今日というこの日は,誰かが行きたかった1日,過ごしたかった1日かも知れない」

私も,震災のとき,大阪で大学に通っていたので,震災を体験した。
確かに,残った私たちが,残せるものは何なのかな・・?真剣に「使命」をもって生きないと申し訳ない。

真剣に,でも,「笑い」を忘れず,生きていきたいと思いました!!


今日は,子ども達の運動会。
毎日真剣に組み体操の練習をしていた娘。見たら,泣いてしまいそうです・・・
「真剣」な姿も心を動かしますね。


それでは,このブログを読んで下さったみなさまが「人の心を動かす技術」,「自分と相手を幸せにする技術」に気づくヒントになりますように…

今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました!

この記事を書いた弁護士

木下貴子
木下貴子
岐阜県多治見市で初の女性弁護士となり18年目。
岐阜県立多治見病院など地元事業者の顧問弁護士を務め,法律のみならず経営に関するアドバイスも行っています。
個人のお客様には,離婚,相続,不動産案件を多く取扱っています。
著書「離婚調停は話し方で変わる」は,Amazonランキング「法律」部門ほか5部門で第1位を獲得。
相談は,親身,気軽,自分で決めるをモットーとしています。お気軽にご相談ください。

コメントを残す