「育て方のせいにしないで」~光とともに・・・

003おはようございます!
いつも,優しくして下さって,本当にありがとうございます。
今回は,何度も泣いた本(マンガ)の「光とともに・・・」のご紹介です。


娘,5年生が一番最初に15巻全巻読み切ったので,
子どもにも「自閉症」という障がいを知ってもらうために
とってもお薦めです。

 

また,離婚家庭のシングルマザーがどんなことを思っているのか
DVをうける妻と,その影響を受ける子ども
子どもへの虐待問題がおきる家庭・施設の状況 など

私が弁護士として関わっている部分でも,
「確かに」と納得させられる部分がとても,とても多いマンガでした。

 

参観日で長男の様子を見て・・・かなりのショックを受けた私。
検査の結果,やはり,医師から「自閉症スペクトラム」と診断されました。
今はあまり使わないようですが,以前で言うと「アスペルガー障害」という分類のようです。

 

毎日のように,学校からも連絡があり,
悩んでいた私に,
子どもの虐待や少年事件などのエキスパート
とっても,優しい弁護士(笑)が薦めてくれた本がこの「光とともに」です。

 

私と同じ悩みを持っているお母さんには,
どうやって,この状況を乗り越えていったらいいのかのヒントが一杯なので,
是非読んで欲しいな・・と思います。

 

そして,実は・・・
子育てについて,どういう風に妻に言うと離婚につながるのか
など,お父さん(夫)にも読んで欲しい内容も盛りだくさんです。

 


このマンガには色々な家庭の問題が出てきているので,
家庭には色々な問題,背景があって,
みんな,それぞれ,子どもが「発達障がい」であろうがなかろうが,悩んでいることも分かって,

うちだけじゃないのだな・・・
うちはもしかしたら,恵まれているかも・・・

と勇気が出ます。

 

また,同じ通学班の子達にどうやって「発達障がい」って伝えたらいいのかな,と思っていたのだけど,
子どもたちに伝えるのにも,マンガで読んでもらう,というのはとても理解しやすいと思います。


「発達障がい」から離婚問題が生じる理由?
「発達障がい」と分かったら,具体的に何をしたらいい?
「障がい」と周りに伝えるのは,いいこと,悪いこと


簡単にお薦めポイント,読んで欲しい方をお伝えします~~

 

 

1 離婚になりやすい背景が分かる

自閉症の主人公「光」君。
第1巻では,いきなり,両親に離婚の危機が訪れます。
家族のためと思って,必死に働く父。
睡眠時間も取れず,子育ては母任せ。

1巻を読むと,子育て中の孤独な母の気持ちだけでなく,
そのとき,父はどういうことを考えているのか,父の辛い状態も分かるのがこのマンガのお薦めのところです。

お互いの「状態」「気持ち」が理解できないところから「離婚」に発展しています。
実際に,発達障がいを持つ子を抱えたお母さんの離婚の話もよくご相談を受けます。

パートナーの気持ちを理解するために,特に生まれたばかりの子を持つお父さん,お母さんにお勧めです。

 

 

2 具体的に何をしたらいいのか分かる

 

主人公の光君は,典型的な「自閉症」なので,うちの長男の「自閉症スペクトラム」とはかなり状況は異なります。
しかし,いくつか共通する特徴があるので,具体的に何をしたらいいのか,とても参考になります。

例えば,耳からの情報より目からの情報が分かりやすい,
ということから,絵を描いたり,写真を使って説明する など。

また,「ちょっと待っていて」の「ちょっと」とか
ちゃんとやって」の「ちゃんと」とか
抽象的な言葉は分かりにくいので,
時計の針が何時まで,○○が××になるようにやって,など具体的に伝えるなど。


これって,経営者としても,弁護士としても,とっても大切な視点だと思いました。
ちょっと」や「ちゃんと」は人によって判断基準が違って実はとても曖昧なもの。


誰にでも,ひと言で分かる表現の仕方,訓練になります・・・

「発達障がい」がある子に具体的にどう対応したらいいのか分からない方はもちろん
経営者など,職員,お客様に間違いなく,こちらが思っていることを伝える必要がある方は是非お薦めです。
弁護士も,ご本人が思っていることを,客観的に正確に裁判官に伝えること,この技術は必須です。

 

 

 

3 発達障がいを正確に伝える
 

発達障がい」と分かっても,本人がこれを知ると傷つく・
周りの人に伝えると偏見を持たれる,避けられる・・
両親自身も「発達障がい」だから仕方ないと諦める・・・

など,発達障がいと知ってしまうこと,これを伝えることは,本当にいいことなのか,途中で何度も迷いました。
でも,このマンガを読んで,私は「正確に伝えるならあり」,と思います。


周りの友達や学校の集団生活でのトラブルは避けられない,
これを理解してもらうには,やはり学校のお友達,子どもたちの親御さんに,長男の「特徴」を知ってもらう必要がある。
ただ,本人や先生には正確に伝えないと「間違った印象」を与えてしまう。


その点で,どう伝えたらいいのか,このマンガの中で「お母さん」が実演してくれています。
具体的には,「自閉症って言うと根暗な人とおもうかもしれませんが,そんなことはありません~」など,
お手紙を作って,クラスの人,学校の人に配ってもらっていました。
子ども本人の気持ちを考えながらになるけれど,知ってもらう方法を私も工夫したいと思います。


「発達障がい」だから,とって,全てを諦める必要はない・・と自分が確信を持っていればいい。
周りに知られたくない・・という気持ちは,今でもあるけれど,助けてくれる仲間も増えると信じたい。
実際に,私もここに書くことで,沢山の方に助けてもらっていますので・・・


「発達障がい」をどう伝えたらいいのか,分からないご両親はもちろんですが,
自分のお子さんのクラスの中で発達障がいの子どもがいるなど,その子のことをどうやって「自分の子ども」に伝えたらいいのか分からない
どんなことに気をつけて接したらいいのか分からない,という方, 是非読んでみて下さいね。

 

 

まとめ

娘(5年生)がこのマンガを読んで,息子に一日の流れを図に書いて説明してくれるようになった。
その図の裏には,息子が大好きな絵を描いて,「ぬりえ」にしたり・・・
今1年生で学年下校が不安な息子,どうしようと迷っていたら,娘が授業の終了時間が同じなので,自分が一緒に帰る,とアイデアを出してくれた。


本当に娘には感謝・・・
そして,当たり前と思われていることを当たり前に出来る娘の偉大さも大発見。
息子の「できない」のおかげで,娘のアイデアが無限に出てきて・・・
本当に驚いています。
娘の知らなかったアイデアをみつける「才能」を引き出してくれて,息子にも感謝です。

と,いいつつ,日々怒ったり,泣いたりの毎日ではありますが・・・
やっぱり,息子はとってもかわいい~~

 

最後にこのマンガの帯に書かれていた言葉をお伝えします。


「育て方のせいにしないで・・・」
言葉がない,呼んでも振り向かない,皆とうまく遊べない,そんな自閉症児を持つ母親は,
「あなたの育て方が悪い」としつけや性格のせいにされて,よく非難されます。
でも,自閉症は脳機能に生まれつき問題のある発達障害です。
けして親の育て方のせいでなるものではありません。
自閉症についての誤解を解きたい・・・そんな思いで生まれた物語です。

 

この思いで書いて下さっているマンガだから,本当に気持ちが伝わって,何度も何度も泣けた。

このマンガを読んでくれる,大人や子どもが沢山増えて,どうか,
発達障がいについて,「正確」に理解してもらえる人達が増えて下さることを心から祈っています。
なんと,最近気づきましたが,多治見市の図書館(まなびパーク)にもありました!!

 

今回も,最後まで読んで下さって,ありがとうございました♪

今日はこれから「おかしな仲間たち」に会える日~~楽しみです!

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