多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

日ハムを日本一にした監督が伝える,成果を上げるための「運」の高め方

日ハムを日本一にした監督が伝える,成果を上げるための「運」の高め方

みなさま,おはようございます♪今回は,私が入会している「とうしん青年経営者クラブ」にて,元日本ハムファイターズの監督で,最弱球団から日本一の球団へと返り咲いた際のコーチをしていた白井一幸さんの講演をききましたので,シェアします♪

アメリカ,ニューヨーク・ヤンキースが常勝するのはなぜなのか,それを学んでと日ハムに取り入れた監督。
私もとっても好きな大谷翔平選手のお話をされる中で,こういうことをしているから,この選手は「運を引き寄せる」と思ったとのこと。

テーマは,「強い組織づくりと組織活性化」でしたが,
私としては,実際に成果を出している組織を作れる方が「運」も大切にしていることが素敵だな!と思いましたので,「運」を高める人の行動,考え方について,今回は私が大事だと感じた3つのポイントをお伝えします。

組織作りなどのテーマでお話をする際には,「運」というのは,
非科学的と思われるためか,タブー視されると話されていた白井元監督。

それでも,あえて,自分は重要だと思うから伝える,というお話をされていました。
…大きな成果を上げるとき,微差で結果は変わってしまう。
実力だけでは達成できない「運」の力がある…

お話を聞いて,確かにそれなら,合理的,論理的に「運」を引き寄せる理由も分かる!と思いました。
実際に成果を上げていらっしゃる方のお話はやはり,説得力がある,と思います。

経営者,リーダーとして,職員を指導していく方々,
お父様,お母様!ご自身の運を良くして,幸せに生きたい方,成功したい方
に読んでいただけたら嬉しいです。

1 日常生活で運を拾う

大谷選手がしていたこと。
もちろん高い目標を定め,剛速球を投げられるという要素はあったのだけれど,「運」を高めるため,「運」を拾い続ける行動をしていた。

具体的には,ごみ拾い。
自分自身が出したごみはしっかり捨てる,はもちろんのこと,人が捨てたごみまで拾って捨てていた。

白井監督が,ごみを拾ったりすると,汚れてもしまうから・・と思い,
「なぜ,そいういう大変なことをし続けられるのか?」と尋ねたところ,

大谷選手は,「僕が拾っているのはごみじゃなくて,「運」なんです。
なので,拾っているとワクワクします」というような話をされたとのこと。

…すごい。

本当に「運」の力がある,引き寄せることが出来る,と信じるかどうかは自由ですが,こういう日常行動が出来る人,こういう「考え方」で行動できる人は,周りからも自然と応援をもらえるだろうな・・と思います。
自分も気持ちよく過ごせそう!と思います。

以前,私も本田健さんの本で同じようなお話を聞いてから,毎日誰かが捨てているごみを道路で見つけたら,一つは捨てようと決めて数日間続けていたのだけれど…それ以上続けられなかった。

でも,改めて,やっていこう,と思いました!

2 人の悪口を言わない

この話を聞いて,今年の自分の目標と同じですごく嬉しく思いました!
やはり,「人の悪口を言わない」って,なかなかに難しいけれど,運を高めるために大切なのだと思いました。

大谷選手は,人の悪口を言わない,人をほめる人,だそうです。
他には,「嘘をつかない」人とのこと。

会社で他人の悪口を言う人とほめる人がいたら,どちらに運が向くと思いますか?
と白井元監督は言っていました。

つい先日,うちの事務局と話をしていた時に言ってくれたのが,「今の(うちの)事務所はとても雰囲気がいい」ということ。

「働いていて,以前は雰囲気が悪い,と感じることがあったの?」と尋ねると,「あった」と言い,
「それは,どういう時に雰囲気が悪いと感じたの?」と尋ねると,
「‥愚痴,不平,不満,悪口を言っているのを聞いたとき」という話をしていた。

会社,組織内に不平,不満,悪口を言う人が多いと雰囲気が悪くなる・・・

そうすれば,生産性も当然下がって,会社の状況も悪くなりそうですね。

そうならないために事業主はどうしたらいいのか?は,私にとっては,まだまだ難しいと思っているのだけれど,
人を変えるのは難しいけれど,自分を変えることは出来るから,まずは,自分から,悪口を言わない,をしていこう!と改めて思いました。

3 全力疾走

運を引き寄せる練習・・それは,30メートルを全力疾走すること。

なぜか?

速く走ることは全員には出来なくとも,全力で走ることは「意識すれば」出来る。
でも,全力は疲れるのでつい怠けてしまう。

毎日全力で走るA選手と,途中で怠けるB選手。
・・・当然時間が経過すれば,実力も変わってくる。

また,同じ失敗をしても,評価も違う。
失敗したのがAなら,「真面目に練習しているお前の失敗なら仕方ない。僕が取り返してやる」
でも,Bだとしたら,「失敗すると思った。お前は練習が不真面目だから」

A選手が持っているのは,A選手の日頃の行いからくる
「仲間の信頼」,ピンチの時に手を差し伸べてくれる「存在」。

・・・これこそが運。

確かに,これを成し遂げたい!と思い立って,自分が学んですごく良かったこと,成果が出たことを伝えたい!と,ただただその思いだけで,ド真剣にやっていると,

その分野についてはまだまだ未熟な状態で,当初は「何やってんの?この人」という雰囲気で遠巻きに見ていた人たちも,なぜか段々と応援してくれる。

‥全員じゃなくても,そういう奇特な人が現れる,そして,その人は人格の優れた人,という経験が私も何度もあります。

私も全力で頑張っている,という人は分かるつもりだし,そういう人を応援したい!って思います。

なので,日ごろから頑張りすぎちゃう方はもちろん力を抜く場面も必要だと思いますが…

ここぞ,という場面では,力を抜かず,全力を出し切ってみる,というのは大事だな,と思いました。

こう考えると「運」って嘘くさい~と思われる方も,少し合理的に「運」を引き寄せる法則があるかも!?と思えるかなと思いました。(運を信じるかどうかは,自由です~)

私も,ここぞ,という時は,怠けず,全力を尽くしたい,と思います。

まとめ 「考え方」が大事

私が師匠と思っている方は,「考え方」が大事というお話を良くされる。
このブログでも最近よくお伝えしている斎藤一人さんも最近「人は考え方が9割」という本を出版された。

経営ノウハウを伝授してくれ,独立した当初の私にとって大きな支えとなり,頑張って,友人士業と一緒に地元の方にもお伝えしたい!という思いで,お伝えしていたコンサルタントとしての師匠柳生先生も「考え方」をいつも大切にされる。

そして,今回の白井元監督も,「考え方」の大切さを話されていた。

結果を変えたければ行動を変える。
行動を変えるには「考え方」を変える。
「考え方」は,誰でもいつでも変えることができる。

「考え方」を変えれば行動が変わる。
行動が変われば実力がつく。
周りからの信頼がつき,運がつく

ピンチに助けてくれる「存在」がチームワーク向上になる。
これは選手だけでなく,指導者にも,あらゆる組織にも当てはまる。

監督や社長が語ってもなかなか「考え方」が変わらない人もいる。
だから,繰り返し語れば変わる
変わらないのはまだ語り足りないと考えること。

その人に語り続けることは関わり続けることであり,自分を高めることにもなる・・・

どんな「考え方」で行動するか,で行きつくゴールは全く違ってしまいますね。
「考え方」が間違っていたら,すごく速く走れる技術を身に着けて,走る,という「行動」をしても,望むゴールではないところに行きつくことも…

まだまだ人に影響を及ぼすのは難しいな,と思いますが,まずは自分自身が意識して,大事な家族,事務所のスタッフには,関わることを面倒がらずに伝え続けていきたい,と思いました。

このブログが,子育て中のお父様,お母様,経営者の方々がお子さんや職員に声がけするときのお役に立てますように~
また,(運を信じる方は),ご自身の運を高めて,幸せに過ごすためのヒントになりますように~

今回も,最後まで読んで下さって,ありがとうございました!