ありのままの自分…でいいのか?中道ということ

IMG_0280[1]いつも読んでいただき,ありがとうございます。
今回は,最近考えている「人間の成長に必要なものって何だろう?」というあまりにも壮大ばテーマ(←扱えるのか?)について,自分が考えていることを書きました。

私は,死ぬまで成長していきたいし,子どもにも今の自分より少しでも良くなりたい,今日より明日は一つでも出来ることが増えるように,と自分で思える人間になって欲しい…

では,どうしたら「成長したい」と思える子になるのだろう…
「ありのままの自分」なんて,甘すぎる!成長しないことのいいわけ?という説もあるけど,どうなのだろう…

私自身が,どんなときに成長したい!やるぞ!とモチベーションが上がるのか,振り返って考えてみました。
そうしたら…弁護士としてのテーマでもある「バランス」「中道」「中庸」という言葉に思い当たりました。

どういう順番で必要なのかな…ということも考えてみましたので,いまいちモチベーション,あがらないのよね!という方の参考になったら嬉しいです♪

 

1 今の自分も好き(自己肯定感)

これはまさに「ありのままの自分」を認める路線です…
なんといっても「自分が好き」という気持ちを持てないと「わたしはできる!」と思えないのです…

例えば,私の場合,アウトプット大会で負けて「私ってやっぱりダメかも」と傷つく…
そのときに,「そんなんで勝てなくても,そのままのあなたで十分魅力的」という言葉をかけてくれる家族,友人がいたから,再度立ち直って,頑張ろう!と思えました。

七つの習慣の著者スティーブン・R・コヴィーの息子さんが言っていた「父が全て自分の責任だ」という言葉は確かにそうだ,と思えるようになったけれど,母の無条件の愛がなければ,耐えられなかったと思う…(というような趣旨)の言葉は,まさにそれを言っているように思う。
根本にそのままの自分(今の自分)を認められる感情がないと,次のステップにはいけない気がする。

この点は,子供の頃の母親の接し方が大きい気がします・・
お父さんの接し方ももちろん大事だし,男女差別をするわけではないけれど,斉藤一人さんなど経済的,社会的な成功をされた方,周りで成功されていると私が感じている方の話を聞くと,必ず「お母さんが認めてくれた」という話をされるので,「母性」といわれている女性の方が本来持っている得意分野の能力のような気がします。

大学が志望校に合格できなかったとき,私を支えてくれたのは母の「それでもあなたを信じてる」「私は大丈夫」という気持ちでした。

 

2 負けたくない(そのままではダメ)

私の場合ですが…振り返ると,「負けたくない」という気持ちが高まったときに,すごくモチベーションが上がっていました。
人に「負けず嫌いですね」と言われ,最近初めて…そうか,それが私のやる気の原動力だった,と気づきました。

身近なところで言うと,私の旦那が最高の師匠ですね!
うちの旦那は,厳しい人で…「そんなんでいいの?」「それは自分が悪いよね」「自分で勉強しないとね」と言います(←知っている人には,よく想像できると思います)

…落ち込んでいるときに相談したくないタイプですね(笑)。
…そのために「もっと優しく言ってくれればいいやん。非難して欲しいわけじゃない。聞いて欲しいだけ」と喧嘩になることもしばしば…

…しかし,その後に思うのです。
「悔しい~~。絶対見返してやる!」って(笑)。
私の周りにいる「成功している」男性経営者は,結構厳しい方も多くて,その言葉に心折れそうになることもありますが…
「ついていきたい」「負けたくない」という気持ちが,ふつふつわいてきます…
司法試験に合格したときも,(運が良かったことが最大の要因ではあるけれど),「司法試験って合格難しいよね」「大学と同じでまた失敗するんじゃないの?」という言葉に不安になりつつも

早くに合格して,見返したい!という気持ちがありました。

私は,「負けたくない」という気持ちをおこさせてくれる「そのままではだめなんだよ」という厳しい言葉も人間の成長には必要な気がします。
…「自分は出来る」と思って初めて,負けたくない!と思えるので,自己肯定感が先な気がしますが,こちらは,どちらかというと「父性」=男性の方が得意分野の能力のような気がします。

…こういう友人,家族ばかりだと正直しんどいですが…こういう人が周りにいることが私の場合,大きく成長させてくれたと感じます。

 

3 中道であること(バランス)

弁護士としても,「バランス」はとっても大事な感覚なんですが…

以前に「中道」「中庸」という言葉を聞いたときには,どちらにも振り切れない「普通」,「特長がない」「平凡」といような意味に捉えてしまった気がします…
事業で成功する人というのは,「普通」ではなく,振り切れてなくては!という思いもあったからです。

でも,「中道」は「相互に対立し矛盾する2つの極端な概念・姿勢に偏らない実践(仏道修行)や認識のあり方」でとても難しいもの・・・
中庸」は,「過不足なく偏りのない徳」という修得者の少ない高度な概念とか…
バランス感覚は,とても大事で,また,難しいものなんだな,と思います。
…最近私は「ありのままの自分」が流行になったときに否定的に言われた「ありのままの自分でいいのか?」を考えるときに,このことを思いました。
どちらも正しいし,どちらだけでもダメな気がするのです…
大事なことは,目の前の人にとって,どちらの部分が不足していて,どちらの部分を補ってあげればいいのか,と考えられることなのかな…と思います。

私の場合には,最大限落ち込んでいるときは自己肯定感を高めてくれる言葉をかけて欲しいし,,,
いい気になっているとき(調子に乗っているとき)には,厳しいことを言って欲しい…

 

まとめ 相手は誰か,この場面で大事なことは何か

この「中道」「中庸」も一人歩きすると,またバランスばかりが大事になってしまい…
行きすぎれば,目立ちすぎではいけない…となりがち。

やっぱり,ときには,振りきれる感も大事ですね!!
…そう思うと,禅問答みたいで,「その人に」「この場面で」どう伝えたらいいのか,が大事な気がします!

日本人が「ありのままの自分」という感覚にとても共感したのは,普段「人に合わせる」「目立ってはいけない」「人と比べてしまう」という状況で生活していて,「ありのままの自分」を認めてもらえている,自分で認められている人が少なかったからなんじゃないかな…と思います。
なんとなく,外国人はそもそも個性を大事にしていて,「ありのままの自分」認めている感,ありますよね…

…なので,色々な意見,情報を読むときも,この方がどんな人で,どんな人に向けてメッセージを出してくれているのか,考えて読むと面白いな…と思います。

私の友人で自己肯定感がものすごく高い!と感じる友人は,いつも私の自己肯定感を高めてくれます。
その人は,「人に負けたくない」「悔しい」と思うことがないそうです…
むしろ,「だめじゃないか」とか厳しく言われると,じゃあ,やめようかな,もういいや,と思うそうです。

それでも,彼は,自分の大好きなことをして,みんなに愛され,ものすごく多くの人の役に立っています!

そういう意味で,「負けず嫌い」の人だけが,成長するとか,成功する,というのも一面的なとらえ方ですね…
…そういう人には,厳しい言葉をかける必要はないのでしょうね。
負けず嫌いになるのは,普段から人と比べられて成長してきた,という背景がある気もします…
私の父母は,私を認めてくれる人でしたが,他の子と比べながら「私の能力,優れた点」を教えてくれていた気がします…

やはり,相手を知って,バランスの取れたアドバイスをすることが,「私としては」大事かな,と思います。
これは「私の考え方」なので,きっとこれも一面的…

このブログを読んで下さった皆さまが,色々な情報に触れ,自分にとって「響く」言葉を大切に,やる気をあげていってくださいますように…
今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました!

この記事を書いた弁護士

木下貴子
木下貴子
岐阜県多治見市で初の女性弁護士となり18年目。
岐阜県立多治見病院など地元事業者の顧問弁護士を務め,法律のみならず経営に関するアドバイスも行っています。
個人のお客様には,離婚,相続,不動産案件を多く取扱っています。
著書「離婚調停は話し方で変わる」は,Amazonランキング「法律」部門ほか5部門で第1位を獲得。
相談は,親身,気軽,自分で決めるをモットーとしています。お気軽にご相談ください。

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