厚生労働大臣賞受賞!子どもと一緒に働けるお店~Mama’s Cafe♪

007いつも読んでいただき,ありがとうございます。

いつも,とっても励みになっています!!!!
今回は,地元多治見市,土岐市,瑞浪市などの東濃地区,可児市,美濃加茂市などの中濃地区で頑張っている魅力的な企業をご紹介する

名付けて!

「地元企業が日本を変える!」シリーズ第5弾!

パワフルなママ経営者!NPO法人Mama’s Cafe 山本博子さんのご紹介です♪

PTA役員,岐阜県県会議員の妻,2児のママを努めつつ,スタッフ19名を抱えるタフなママ経営者です。

Mama’s Cafeは,平成9年に子育てママのサークルから始まり,13年にカフェとしてスタート。
今では,多治見市で親子で気軽に入れるカフェ(離乳食も出してくれます),子育てママのハンドメイド作品の販売,子育てイベント運営,子育ての相互援助事業(ファミリーサポート),託児事業の他,商品の一部が岐阜の子ども達に寄付されるママブランド品の販売の6つの事業をしています(詳しくは,http://www.mamascafe-plus.com/mamas_cafe.html)。

最近では,「未来を強くする子育てプロジェクト」で厚生労働大臣賞受賞もしています。
子育て事業は,主に行政が「福祉」として担っていることからも分かるように黒字にするのはすごく難しい・・・
その中,黒字を続けながら,ママと子どもの居場所を作る活動を続けているその心意気,すごいです!
NHKのつるの剛士さんが出ているイクメン番組でも紹介されていたことがあってビックリ!!

いやあ~~多治見って,やはり,すごいですね♪(笑)

なんと,代表の博子さんは,東京方面出身で,コンサルタント会社の元社員さん。
多治見市に来てからも,他の会社の職員に営業の指導をされていたとか・・・
このあたりも,今の経営に活かされていそうですね♪

カフェから始まり,苦労されながらも,順調に事業を拡大しています!

・・・では,その成功の秘訣は何でしょうか?
みなさま参考にしてもらえそうな点を3つご紹介します!

 

その1 子育てママの力を発揮させたい!=信念

Mama’s Cafeの博子さんの信念はとてもはっきりしている。
「子育てママの力の発揮できる場,社会参画の場様々な形で提供する」
「家にこもりがちな子育てママ達にとっての,社会や人との新しい形の「つながれる」場を提供する」
この信念に基づいて,全ての事業が展開されているのがよく分かります。
なので,説得力もとてもあるし,一貫している。
公民館,図書館,社会福祉協議会の開催する無料のイベント,子育てママ同士のサークルなど,子育てママの「つながれる」場はそれなりにある。
でも,自分が働くことによって,お金をもらえる,という参加の仕方は自分の力が,子どもや夫以外の「社会のみなさん」に必要とされている!と感じられ,格別な嬉しさがある。
・・だから,私も働くことをやめられないのだ(笑)。
ママズカフェでは,子どもさんをカフェに連れてきて,働くことも可能。
他のスタッフが協力しながら,こどもさんをみてくれています。
なので,賃金は最低限(笑)でも,介護や子育てで日々大変でも,少しでもここで働きたい!というスタッフができる・・・
・・やはり,信念が明確であること,何より大事ですね♪

 

その2 月1回の全員ミーティング!=現状の確認,モチベーションをあげる

ママズカフェでは,月1回,給与を渡す際に売上げなどの報告と今後の方針を伝えるミーティングをしている。
博子さんは,コンサルをしていたこともあって,非常に数字に強い印象だ。
イベントの集客能力,実績から多治見市の委託事業も増えてきているが,委託事業に頼らない自主事業率をものすごく重視している。
黒字を維持しなければ,事業の継続が出来ない,すべて行政からの補助事業に頼っていると「社会に必要とされている」と感じることも難しい・・・
このあたりの責任感,強い思いが黒字を支えている・・・
『うちらは,周りからママのお遊びで始めた事業だ!ってバカにされている。でも,絶対やり遂げて見返してやるんだ!』
と鼓舞することもあるらしい。
スタッフにも浸透していて,店長などは売上げが上がらないときは,自らの給与を辞退することもあるらしい・・・

博子さんは,ママは「有能感がすごく低い」という。

普段の日常家事,育児の中で「ありがとう」「すごいね!」と言われることがあまりないからなのかもしれない・・・
本当は,家事,育児って,これからの日本を担う土台を作るすごい仕事!

人間世界があり続けるため,健康で生活していくために,根本的でものすごく難しいことなはずなのに・・・

だから,いつも「あなたが大切」「あなたならできる」ということを言い続けている,とのこと。
ここに,「責任感あるリーダー」が育つ理由があるのですね♪
男性の皆様は,ぜひ奥様に「ありがとう」「君がいてくれて僕は幸せだ」をお願いいたします(笑)

 

その3 本人達が望むかたちで関わることで経済的利益やいきがいを得る!=柔軟性,継続すること

ママズのあり方のすごさは「本人の望むかたち」の重視だ。
明確にママズは「本人達が望むかたちで関わることで経済的利益やいきがいを得る」場所であることを言い切っています。
私は,自分が生き甲斐を求めて,仕事をしている要素が強いため,他の人にも最初からそれを求めてしまうところがある気がする。

..ある意味,自分の価値観の押しつけだ。
でも,「経済的利益」を重視して,仕事をするママがいるのは当然のこと。
そもそも,ママズの立上げは,子育てサークルでランチ会をしていたときに,その弁当代700円を支払えないママがいることに博子さんがショックを受けたことから・・・
こんなに,ママ達は経済的にも苦しい状況にいるのだ・・・
なので,定型的業務で子育てと両立しながらお金をもらえる職場,としてママズを選ぶことを否定はしない。
ただ,博子さんにはこの分野は,外国人労働者の参入や親と同居していて大きな収入を得る必要がない単身男性なども増えてくる可能性があるので今後競争にさらされるという危機感がある。
ママズの先輩スタッフをロールモデルにすることで,少しずつモチベーションを高めて,スタッフが徐々に自分にしかできないことを考えさせてくれる,という感じがしました。
やはり,「小さく始めてこつこつと」がとても大事ですね。
子育てのように,スタッフをなが~~い目で見守って,優しく,厳しく,厳しく!育てているのだな・・・ととても感心しました。

 

博子さんは,子育てにおいて「自分で自分のモチベーションを自給自足できる人間を育てたい」と言っていた。
ほかの人に承認されなくても,誉められなくても,自分で自分を誉めてあげられる・・・人間になれたら最高ですね。

 

これから起業される方へひと言!といったところ・・・

「やっぱり,謙虚さだよね~~難しいけど(笑)スタッフに感謝しています。スタッフのおかげだもん」
とのこと。
「でも,そういうスタッフを店長にする,っていう私がやっぱりすごいよね!・・これが自給自足です(笑)」
と言われました!!
この明るいキャラとタフな性格がやっぱり事業を支えていると思いました♪
私のセミナーに参加した感想も言ってくれました。
「自分らしさが少ない感じがした。弁護士と地元で頑張っている人,というイメージで聴くので,期待したものと違う。無理している感じがある。それが本当の自分ならいいけど」
・・この,厳しい言葉がたまりませんね。

優しい言葉もとても励みになるけど,なかなか,厳しい言葉を言ってくれる人はいないので,大事な助言者です。
私は,大きくなるにつれて隠していた本来の自分が今は出ていると思っていますが,最近はやっぱり弁護士業が大好きだから,弁護士としてみなさんに求められているものも大切にしたいと思っています。

博子さん,取材にご協力ありがとうございました!!

 

とはいえ,なかなか売上げを上げるのは難しい事業ですので,皆さん是非協力をして下さいまし!!
トヨペットでは,会社で女子社員のために定期的にママズカフェのワッフルを購入して,配布して下さるみたいですよ♪
会社の女子スタッフにも喜ばれ,子育て中のママの応援にもなる素敵な企業の方,是非是非ママズにご連絡を!!

ママズカフェは,岐阜県多治見市の太平町の総合福祉センター1階に,ママズプラスは多治見ききょう法律事務所のひとつ南の通り,「ながせ通り」沿いにあります。ママズプラスは,急な用事で子どもを迎えに行けなくなったときや,私のように祖母に子どもの面倒をみてもらいながら働くママが,面倒をみてくれる方が病気になったときなどに助けてくれる相互後育て支援サービスで,私も母が病気になったときに登録させてもらいました♪
(http://www.mamascafe-plus.com/access.html

少子高齢化,結婚しない男性が増加中の現在,今後は男性も介護を担いながら働くことが常態化するかも・・・
奥様を早くに亡くしてしまって,お父さんが子どもを育てながら働くときの大変さも,とてもよく聞きます。
このとき始めて,子どもを育てながら働くことがどれだけ大変か実感されるようですね・・・
このままでは安心して子どもを産める環境がない,と最近気づいて,日本の政治施策に反映されてきている気がしますね♪
ママズの働き方は,最先端の働き方になるのでしょうね。
それでは,地元企業から成功のヒントを学び,地元企業を応援する「地元企業が日本を変える!」シリーズ,今後も書いていきますので,どうぞ,宜しくお願いいたします。
最後まで読んで下さって,ありがとうございました!

 

この記事を書いた弁護士

木下貴子
木下貴子
岐阜県多治見市で初の女性弁護士となり18年目。
岐阜県立多治見病院など地元事業者の顧問弁護士を務め,法律のみならず経営に関するアドバイスも行っています。
個人のお客様には,離婚,相続,不動産案件を多く取扱っています。
相談は,親身,気軽,自分で決めるをモットーとしています。お気軽にご相談ください。

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