多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

99%離婚 モラハラ夫は変わるのか~変わるのが難しい原因と変わるために出来ること

99%離婚 モラハラ夫は変わるのか~変わるのが難しい原因と変わるために出来ること

いつも読んでいただき,ありがとうございます。今回は,「99%離婚 モラハラ夫は変わるのか」を読んで,妻からあなたのしていることは「モラハラ」と言われたけれど,納得いかない,でも,夫婦関係は修復したいと思っている男性,妻としてモラハラ夫は変わらない,離婚した方がいい,と思いつつも,もしも,その前に何かできることがあるなら,後悔しないようにやっておきたいと思われる女性の方に,具体的にどんな方法があるのか,どんなことに気づくと人は変われる可能性があるのか?私が自分の経験も踏まえて納得したこと,気づいたことをお伝えします。

「モラハラ」は妻が夫にする場合も確かにありますが,多治見ききょう法律事務所に離婚の相談に来られる方,メールマガジンの読者の方は,弁護士木下が女性であることもあって,夫からのモラハラで悩んでいる方が多いです。

娘さんが夫からモラハラを受けている,ということで,心配したご両親がご相談に来られたり,メールマガジンを読んで,学んでくださっている方も少なくありません。
友人やご両親が心配して,代わりにメルマガに登録して下さって,紹介してくださる方もいます。

他方で,妻が子を連れて家を出てしまったけれど,夫婦関係を修復したい,という思いから,ご相談に来られる夫の立場の男性の方も少なくないのが多治見ききょう法律事務所の特徴です。

ご相談を受けていて感じていたのは・・・

男性のご相談者の場合,もう少し前に気づいていたら,修復のために取る方法も選択肢が多かったと思う,ということ。
また,これまでは,「モラハラ加害者」と言われている場合,どういうところに相談に行くといいですか?と聞かれたときに,こういうところがありますよ,と明確に紹介できるところが無かった,ということ。

でも,今回の本の著者が運営するGADHAを知って,もし,相談に行かれるなら,ここを紹介したい,と思えました。

モラハラ夫から逃げる場合の妻の心配は,経済的な不安を理由にされることが多いけれど,それだけではない・・
だから,簡単には決断できない。

なので,逃げられない場合には,以前ご紹介した「離れたくても離れられないあの人からの攻撃がなくなる本」も参考にしていただきたいのですが,もし,夫の方も夫婦関係の修復のために出来ることがあるのであればやってみる(仮に自分の行いが「モラハラ」とは認めていなくても)と協力を得られる場合なのであれば,今回の本を読んでもらうことで,夫の立場となる方にも,妻の立場となる方にも,今回の本の著者である中川瑛(ネット上では,えいなか,とご自身を呼ばれています)さんが運営するGADHAの力を借りる方法について知ってもらえたらと思います。

ただ・・・

今回の本の題名でもあるように,また,この本の中でも丁寧に触れられていますが,まずは,被害者はご自身の安全を守るべきで,ほとんどのケースで「モラハラ夫」に変わってもらうことは期待すべきではない(とくに,自分が正しい,全く非がないと思っている方,自分で変わろうとしていない人に期待するのは無理です)ので,もし,離婚を選ぼうとしている方がいらっしゃったら,決してその選択を間違っていると自分を責める必要はない!ということは,まずとても大切なこととしてお伝えしておきたいと思います。

また,今回の本を読む場合には「フラッシュバック」にも注意をして欲しいと思います。
私自身も読んだとき,両親が不仲な中で,子どもの頃に感じていた自分の感情がむくむくと湧き上がってきて,しんどいと感じる部分がありました。
なので,モラハラを受けていて,現在もとてもしんどいと感じている方は,読むときには,ご自身の心のケアに注意してもらいたいと思います。

その上で,夫婦関係を悪化させないため,または,悪化していると感じる夫婦関係の修復のため,自分にも「加害」と言われるような言動があるのかどうか,あるのであれば,直していきたいと思っている夫の方,モラハラ夫が変わるのは,本当に可能性は少ない・・でも,ほんの少しでも可能性があるなら,やってみてから離婚を決断しよう,と考えている妻の方,に,参考にしてもらえたらと思います。

また,自分の子どもがモラハラをするような大人になって欲しくない,もしくは,モラハラをする配偶者を選ぶような大人になって欲しくない,と思っている親御さんにも,とても参考になる部分が多いので,フラッシュバックには注意しつつ,読んでもらえたらと思います。

モラハラ夫が変わるとしたら,どんなことに気づく瞬間?
夫がなぜ,モラハラをする?加害者が,その言動の問題性に気づけない理由は?
モラハラ夫が変わる可能性を考えたい,と夫婦双方が思った場合に出来そうな効果的な方法と支援機関は?

私が思ったことを3つ,お伝えします。

1 モラハラ夫が変わる瞬間

この話を読んで,私が一番印象に残ったのは,モラハラ夫と呼ばれる人が,変わる瞬間・・
それだけで,別人に一気になる,ということではもちろんないのだけれど,これに気づくと,変わり始めるんだな・・と思ったこと。

それは,「親から受けていた愛情が加害的な部分があった」「その影響で,自分にも加害的な言動を知らずにしてしまってたのでは」と気づくこと。

「加害」っていうと,言葉が少しきつく感じるので,親からは暴力も受けていないし,しっかりと大学にも通わせてもらったし‥
「加害」なんてありえない,と感じるかな,と拒否したい気持ち,否定したい気持ちになると思う。

…私もそうだった。特に母親に対しては,「愛情」を疑ったことはないし,問題ある関わり方があったなんて,つい最近まで思ったことも無かった。
愛情も沢山受けてきたし,父から私を守ってくれた。

けど,私も,そういう中で,母親が困ることはしてはいけない,と自然と思うようになった。
今でも,母の私への関わり方が「問題あった」とまで捉えられていないかもしれないけれど,少なくとも,私のその後の不適切と思う言動に影響したとは思う。

例えば,「~して」と母に言われたことをすぐにやらなきゃ機嫌が悪くなってしまうから,やらなきゃ,と思うようになった。

よくよく過去を振り返ると,本当に小さい頃(小学校の低学年くらいまで)は母親にも反抗したことがあったけれど,成長するにつれて,お母さんの言うことを聞いて立派で勉強もできる子にならなきゃ,お母さんはお父さんとのことで大変なのだから,私が迷惑かけちゃいけない,自分さえ我慢すればすべて上手くいく・・とそのうちに,自分の気持ちを抑えている事さえ,気づかなくなってた。これは,モラハラ被害者になりやすい傾向につながる,と今は分かる。

今は,やっと,色々なことがあって,自分が父親からだけでなくて,母親からも大きく影響を受けていることが分かって,自分自身の気持ちを大切にでき始めている,変わり始めている,と思える。

なので,「加害」とか「モラハラ」とかいうと,言葉がきつく感じてしまうかもしれないけれど・・・
自分の言動は,何らかの形で親からの影響を受けていることにきづくと,変わるきっかけになると思う。

親の言動は,当時の社会では問題とはほとんど思われていないようなことで‥
親になれば分かるのだけれど,親だって未熟な存在で,自分が正しいと思っている子育てをしているだけで,(後で考えたら)間違いだらけで,子に不適切な関わりをしてしまうことは沢山ある。

それを,「愛情」の形で影響を受けてしまっていると気づけると,変われるきっかけに確かになると思った。
この本では,加害者が親から受けてきた影響が後半になって徐々に気づく場面が,とてもリアルに漫画で描かれていて,確かにそういうことって「普通」にあるよな…と思える内容です。

GADHAのYouTubeチャンネル,こちらの動画でもお話されています▼

https://www.youtube.com/watch?v=0yvwjEJeqRE

自分自身の言動,実は親の影響を受けているかも,と思ったことはありますか?

2 モラハラ夫が変われない理由

モラハラ夫は「変わらない」と言われてしまうほど,変わるのが難しい理由,それは何か?

この本を読んで,私が感じたのは,それを認めたら,親から「愛情」として受け取っていたものを否定しないといけないことになる,自分自身が小さいころから正しい,と思って身に着けてきた考え方や行動,それによって得られた社会的な地位と満足,それらが全て間違っていたのでは・・?と突きつけられるようでとてもしんどい,つらい,ということ。

そうでないパターンもあるのは私も知っているけれど,モラハラ夫は,学歴も高くて,いわゆる「エリート」と言われるような人が少なくないのも,このあたりに原因の一つがあるのかな,と思う。

大好きな親のことや,自分自身,自分の人生を否定するようで,それは,とても恐ろしくて,自分自身の土台がガラガラと足元から崩れてしまうような・・・立っている事さえできないような,
恐ろしい感覚だと思う。

だから,間違っているのは,妻。変わるべきなのは頭が悪い妻・・と攻撃することで,自分を守ろうとしてしまうのかな,と思う。

…その意味で,本当に,モラハラ夫が変わるのは改めて簡単ではないと思う。

…それでも,もし,変わろうとする人がいて,このことに気づいて変われるなら,例え夫婦としての修復は出来なくて,離婚した後であったとしても,子どもの面会交流などでずっと,良い関わり方が出来る気がする。

この本には先輩として,妻子に家を出て行かれたというモラハラ夫の会社の先輩が登場しますが,子どもから「毒親」と言われて,子どもにも会えていない,という話をする。

もし,気づいて行動できたなら,いつからでも私は遅くないと思っているから,そこから出来る関係の修復もあると思うし,元の家族との関わりは,相手から一切受け容れられず,もはやできないとしても,これから出会う人たちとの新しい人間関係の構築には,少なくとも,必ず役に立つと思う。

この本では,加害者が子どもの頃の自分の親に言われていたことを思い出すシーンがあった後,「父親みたいに○○○○な男になりたかった(ネタバレになるので○○は控えますが)」と妻に伝えるシーンがありますが,母親として息子の発言を聞いていると思ってこの言葉を読むと,こんなに頑張らなくていいんだよ,と声をかけてあげたい気持ちになる。

でも,このこと自体に・・気づけない人が大半で,気づいて,認めることは,本人にとって本当に恐ろしいことなんだろうな,と思うから,妻は,モラハラ夫になってしまう背景や原因として知ることは大事だけれど,変わることを期待することが難しいことも,併せて知ってもらうことも重要だとは思う。

「モラハラ」夫と言われる人か,男性か,女性かに関わらず・・・人間はこれまでの人生で身に着けてきた考え方,言動,「正しい」と思ってきたことを変えるののは,誰もがこの意味で難しいですね。

自分自身も相手も,変わるのは簡単ではないことの理由,思い当たりますか?

3 変わろうとする夫に出来ること

以上の話を前提として・・・

もし,モラハラ夫の妻となる立場の方が出来る手段の一つには,このGADHAのような支援機関を利用する方法もあるかなと思いました。

もちろん,この本でも触れられていますが,何よりもまずは被害者である妻(と子)の安全が大切なので,その安全を確保すること,被害者としての心身のケアをするための相談機関,サポート機関の支援を受けること,を大切にしてほしいと思います。心身の安全のために家を出て,別居してから,考える,というのも,とても大切だと思います。

一緒にいると,加害的な夫の言動にビクビクしてしまって冷静に考えられなかったり,心身への被害への怖れのために,その状況下では「対等」に話せず,別居してから,やっと,落ち着いて考えられるようになった,と言われることが多いです。

そして,この本でも触れられていますし,私自身も感じるところですが・・・

特に男性の場合,それまでは「うまくいっている」と考えていることが多くて,夫婦関係が悪化していることになかなか気づかないことが多く,妻が家を出てはじめて気づく,離婚調停の申立てをされて初めて気づく,などが,とても多いです。

その意味でも,真剣に,かつ「対等」に話が出来る土台を作るために,この本で描かれているような,離れてみて,落ち着いたら,少しは,夫に話が「対等」に出来そう,相手も離れたことで少しは自分も夫婦関係の修復のためにやってみようと思ってくれている,変わらなければ離婚を進めて行こう,と思えるケースであれば,GADHAを利用することを夫に勧めてみる,という方法はあるかなと思いました。
(離れてみても,とても恐怖で話せない,夫も相変わらず妻を責めるばかりで,変わろうとする気持ちはない,ということなら,この方法は無理だと思います)

モラハラ夫と言われている方の立場の場合・・・

妻子に出て行かれてしまったとき,本当につらくて,孤独で死にたくなった,頭がおかしくなってしまうような人がいる,ということを,以前私のメルマガの読者の男性で,妻のことを攻撃している人たちと関わっていた男性の方が私に教えてくれました。でも,そこでは,お互いが傷つけあったり,裏切りのようなこともあったりして,しんどかった,ということ。

それに気づいて,今は私のメルマガ読者として,元妻を攻撃する方法ではなく,辛抱強く,関わることによって面会交流をしていらっしゃる人もいます。

・・なので,男性にとっては,直ぐに妻が気持ちを変えることなんて到底あり得ない状況下で,進んで行かない現実に絶望的になることもありますから,一人で乗り越えることはとてもつらいと思います。

こういうとき,共感してくれる人や場所があって,話せることは重要だと思いますし,それが加害的で強い自分を見せ続けないといけないと思ってしまう団体や今も(元)妻子との関係が悪い集団ではなく,弱い自分もさらけ出せるような集団や,実際に妻や子との関係が修復出来た方もいる団体であるといいなと思うので,その意味でGADHAに相談してみる,というのは,とてもいい一つの方法だと思います。

モラハラ夫が変わるかもしれない,という少ない希望にかけてみようと思える心身の状況と環境はありますか?
今の妻との関係を修復したい,そのために自分が変わる必要がある,変わるための学習,支援を受けたいと思いますか?
これからは,大切な人をもう傷つけたくない,大切な人と一緒にいられる人生にしたい,と思いますか?

まとめ 対話とケアによる関係構築

この本の内容は,結婚前に知っていたなら,夫,妻がどのような背景で,どのような言動をする可能性があるのか,また,自分自身が,どのような背景があって,どのような言動をしそうなのか,知ってから夫婦関係を形成していけて,とてもいいと思う。確か,GADHAの動画の中で,誰かが発言していた記憶だけれど,結婚していくわが子には事前に知っておいてほしい内容だなと思った。

相手には物事がどう見えることがあるのか,ということを知っておくことで,何か夫婦間でトラブルがあっても,それがなぜなのか,その根本にはどんなことがあるのか,自分自身の背景や相手の背景も振り返りながら,深く考えて,対話しながら,解決するきっかけになると思う。

この本を紹介することで,モラハラ夫が変わることを期待してしまって,被害を受け続ける,離れる自分を責めてしまう女性が増えるのは避けたい・・と思うから,女性支援をしている立場からは,この本を勧めることは躊躇するところがあると思う。

だから,何回も言うけれど,離れたいと思ったら,離れていい,子どもを守るためにそれが必要なことは本当にある。
誰もが自分にとって譲れない大事なことはあるから,それが守られないなら,離れるという選択が必要だと思う。
大切な大切なあなたの人生。自分のこと,大事にしていいんです。

一方で,モラハラ夫(と言われている)方が,真摯に妻に対して,この人と一緒にこれからも過ごしていきたい,そのために関係を再構築したい,と思うなら・・
そのために自分の意見を一方的に押し付けるのではなくて,妻が大事にしていること,好きなこと,や何が不安なのかも聞き取って「対話」しながら,そのために自分が譲れること,ケアが出来る部分を探していきたいと思うなら・・・

そして,妻の方も,夫が自分へのケアを考えてくれるなら,自分も,夫のために「対話」しながら,再構築を考えていけそう,と思うなら・・・
今回の本の内容や具体的な再構築の方法が一つの参考になると思う。

法律違反をしない,というような社会生活をする上での最低限の守るべきルールはあるとしても,絶対的な「正義」はないから,夫婦間で,自分が「正しい」と思うことを相手に押し付けることは出来ないし,相手に押し付けられる必要もない。

ただ,目の前の夫,妻が大切な人,と思えて,一緒にこれからも過ごしていきたいと思うなら,自分が思ってきた「正しい」「こうあるべき」を相手の思う「正しい」「こうあるべき」とどのように調整していったら良いのか,そのために,相手が思っている「正しい」「こうあるべき」を,相手が言ったらあなたが不機嫌になりそうで,恐ろしくて言えない,という状況ではなく,いかに気軽に言えるようになるために,どのようにケアしていったら良いのか,日常の在り方を考えていく必要があると思う。

一方で,相手と一緒に過ごす必要がないと思うなら,そんな配慮やケア,対話もいらないから,離れればいい。
(逃げたらいけない,とか,今逃げられない自分を責めてしまいそうな人は,「モラハラ夫から逃げるために取得すべき3つのもの~モラニゲ・モラハラ夫から逃げた妻たち」のまとめ「立ち去るという大事な選択」の箇所を読んでもらえると嬉しいです)

この本には,「対話」の仕方のヒントになる,子供のおもちゃの選び方の場面が最後の方に出てきますが,こういうことが出来る関係になると,なぜ自分の気持ちが分かってもらえないんだ!とケンカで終わらずに,解決していけると思う。本当は,「正しい」「こうあるべき」も,絶対的な正義はない,ということに気づくと,伝え方としては,「私はこう思う」と伝える方が,お互いに自分の「意見」としてフラットに話し合えるから,いいと思う。

それを「普通」こうでしょ,これが「常識」でしょ,お前の考え方がおかしい(俺が正しい)・・・となると,関係の構築は難しくなりますね。

私たちが育った世代には育った世代の背景があって,それはその頃の「正義」だったと思う。でも,今は違うことも沢山ある・・・
自分と全く考え方が違う場合には,「なんで!」と抵抗もしそうだけれど,そこにはやっぱり,生まれ育った環境の違い,背景,時代の違いがある・・・
それを知っておくと,なるほど,と理解できる部分も多いかなと思いました。

気をつけていても,人はそれぞれ違うので,加害してしまうこと,悪気なく人を傷つけてしまうことは避けられない・・と思います。
そういうともきも,気楽に「今の○○という言葉で私は傷ついた」と言える関係で,言われた側も自分への人格否定と必要以上に防御的にならずに,そうなんだ,と,相手の傷ついた気持ちに寄り添って,「今後気をつけるね!」と修正していける関係であれば,長く関係が続けたいと思う大切な人と,関係が続いていきやすいと思う。

なので,夫婦関係に今悩んでいない人も,人間関係の構築をうまくしていきたいな,と思う相手がいる人は,この本に書かれていることは広く参考になると思いました!

その意味で,今回紹介した本には,人が自分の言動を決めるときの傾向,そのようになった背景なども触れられていますので,広く参考になります。

お勧めです(モラハラに関わった経験のある方は,フラッシュバックにはくれぐれも注意を)。

どんな選択も間違っていない,と私は思っているので,出来るだけこの方法もいいかも,と私が思う方法は,幅広く提案していますが,ご自身の状況や相手の状況,環境,子どもの状況などによって,もっとも,これが選びやすいな,いいんじゃないかな,と思う方法を選んで大丈夫です。

うちに相談に来て下さる依頼者の方々のため,そして自分自身の子ども達,家族,友人のため,弁護士として,母として,幸せに生きるための方法,考えていきたいと思います。

また,研究発表,致しますね(笑)!

それでは,

このブログを読んで下さった皆さまにとって,人間関係を構築するためのヒント,モラハラ夫と離婚する前に何か出来ることがあるのか考えたい方,自分にもモラハラ傾向,加害となり得る傾向があるかを知って,加害しないように意識して気をつけていきたい方,そして,妻や子との関係を本当に良いものとしていきたいと考えている方のヒントとなりますように。

今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました!