会社役員の休業損害

保険会社の担当者から提示された休業損害(交通事故によって傷害を負ったために休業を余儀なくされた場合に、交通事故による休業がなかったならば得ることができたはずの収入・利益)の金額に納得がいかないといった内容のご相談を受けることが多いのですが、今回はその中でも特に深刻だと感じることが多い会社役員の休業損害について記載したいと思います。

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経済的全損

交通事故で車両が損傷した場合に、修理代が全て損害賠償の対象となるかというと、実はそうではありません。

実務においては、「物理的全損」つまり被害車両が修理不能の状態、もしくは「経済的全損」つまり修理費が時価額(と買替諸費用)を上回る状態となった場合には、事故直前の車両交換価格をもとに賠償額を算定し、そうでない場合には修理費相当額をもとに損害額を算定することとされています。

今回は、経済的全損について記載したいと思います。

 

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代車使用料

今回は交通事故で車両の修理・買替えが必要となった場合の代車費用について記載したいと思います。

代車費用が認められる基準は、事故により車両の修理・買替えが必要となり、それにより車両が使用不能の期間に、①代替車両を使用する必要があり且つ現実に使用したとき②その使用料が相当性の範囲内である場合に認められるものです。

 

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車の評価損

前回、「むち打ちと後遺症」というテーマでブログを書きましたが、その直後に、相手方の保険会社から、当職が行った後遺障害の異議申立てが認められ、14級を獲得した旨の連絡が入りました。依頼者は、赤信号で停止していたところを、後方から追突され、頚椎捻挫・腰椎捻挫等で通院されていましたが、痛みが残ったまま症状固定を迎えてしまったことから、後遺障害の申請を行いました。しかしながら、結果は非該当だったため、納得がいかず、当事務所に相談にいらっしゃいました。一度出た結果をひっくり返すことは容易ではありませんが、持参された資料を精査したところ、異議申立てをすれば14級を取れるかもしれないと考えたため、異議申立てにチャレンジしました。結果が出るのに半年以上掛かりましたが、依頼者に満足していただくことができ、嬉しく思います。後遺障害の申請や異議申立ては、弁護士の経験と力量に依るところが大きいと思いますので、経験豊富な弁護士にご依頼いただくことをお勧めします。

さて、本日は、相談されることが多い、車の評価損について記載したいと思います。

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むち打ちと後遺症

交通事故の被害者側のご相談・ご依頼も多くいただいておりますが、今回は、相談内容の中で一番多い、むち打ちと後遺症について記載したいと思います。

むち打ちで苦しむ方々の症状が改善し、完治するのが一番望ましいのですが、残念ながら、完治することなく症状固定(これ以上治療を継続しても症状の回復が見込めない状態)として治療終了となってしまうことも多いのが実情です。

症状固定となった場合には、後遺障害に当たるかどうかの手続きに入ることになります。

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