弁護士田中敦ブログ

多治見ききょう法律事務所所属弁護士田中敦のブログです。

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同一労働同一賃金-2つの最高裁判例(ハマキョウレックス事件・長澤運輸事件)から-

 

本年6月1日、労契法20条の関する2つの最高裁判決が出されました。

 

契約社員のドライバーが、正社員にのみ諸手当等が支給されるのは労契法20条に抵触する不合理な労働条件として差額を求めた訴訟(ハマキョウレックス事件)と、定年後継続雇用したドライバーの賃金を2割引き下げたことが期間の定めの有無によるもので不合理であると訴えた訴訟(長澤運輸事件)の2事件です。

 

どちらも、無期労働契約の正社員と、職務内容が同じ有期労働契約の非正規社員との間に存在していた賃金格差の適法性が争われた事件です。

 

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2018年9月9日

とても身近で重要な相続法改正(第1回)配偶者居住権とは?

民法の改正が続いています。
 
このブログでは債権法改正を取り上げてきましたが、平成30年7月6日、相続法の分野を改正する改正民法が成立しました。
今回の改正は、1980(昭和55)年に、配偶者の法定相続分を3分の1から2分の1に引き上げた改正以来の、相続法の抜本的改正になるようです。
 
相続は、ほとんどの方が当事者となる事柄ですから、とても重要な部分です。
改正の概要や趣旨を理解して、円満で円滑な相続に役立てていきたいものですね。
 
2018年7月8日

成年年齢が20歳から18歳に引き下げられるとどうなるのか?

 

平成30613日、民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げることなどを内容とする民法の一部を改正する法律が成立しました。

 

成年年齢の見直しは、1876年(明治9年)の「太政官布告」以来とのことで、実に約140年ぶりの改正ということになるようです。今回の改正法は、202241日に施行されますので、あと4年もしないうちに、成年の年齢は18歳ということになります。

 

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2018年6月17日