多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

離婚後共同親権を選んでよい?夫婦関係の修復希望・DV・虐待で共同親権・親子交流を拒否したい場合、父母の意見が一致しない場合の解決方法、裁判所の判断基準で共通の注意点は~人気動画トップ3!

離婚後共同親権を選んでよい?夫婦関係の修復希望・DV・虐待で共同親権・親子交流を拒否したい場合、父母の意見が一致しない場合の解決方法、裁判所の判断基準で共通の注意点は~人気動画トップ3!

「妻から離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない」
「焦って何かしなければ,このまま夫婦関係が終わってしまうのではないか」
「子どもに会いたい。親子交流を求めたい」
「離婚後も共同親権にして,子どもに関わり続けたい」
「でも,DVや虐待がある場合でも,親子交流や共同親権を認めなければならないのだろうか」

離婚調停や親子交流,離婚後共同親権について相談を受けていると,このような不安や希望を聞くことがあります。

相談を受けていて・・・

夫婦関係を修復したい方にとっては,

「何とかして妻の気持ちを変えたい」
「子どもに会えない状況を早く変えたい」
「離婚調停で自分の思いを分かってもらいたい」

という焦りが出てしまうことがあります。

一方で,DVや虐待,強い支配や恐怖を感じる関係の中で別居や離婚を選択してきた方にとっては,

「相手とまた関わらなければならないのか」
「子どもの安全を守れるのか」
「調停委員や裁判所に,この不安を分かってもらえるのか」

という大きな不安につながることもあると実感しています。

また,離婚後共同親権を希望する方にとっては,

「共同親権になれば,子どもに関わり続けられるのではないか」
「父母の意見が合わなくても,裁判所が決めてくれるなら大丈夫なのではないか」
「親権行使者指定という手続があるなら,それほど大きな負担ではないのではないか」

そういう期待を持つこともあると思います。

でも・・・

弁護士の視点からすると,夫婦関係を修復したい場合に気をつけるべきことと,離婚後共同親権を希望する場合に気をつけるべきことには,共通している部分が多いと感じています。

それは,相手との信頼関係,協力関係を壊すような言動をしてしまうと,どちらも難しくなってしまう,ということです。

夫婦関係を修復したいと思っていても,焦って相手を責めたり,説得しようとしたり,相手の不安を軽く見てしまうと,相手の気持ちはさらに離れてしまうことがあります。

共同親権を希望する場合も同じです。

離婚後も子どものことについて父母で協力して決めていくためには,少なくとも,子どものために必要なやり取りができる関係,子どもの安全や安心を妨げない関係であることが重要になります。

相手との信頼関係や協力関係が全く築けない場合,父母の意見が一致しないたびに裁判所の手続を使えばよい,という簡単な話ではありません。

裁判所の手続には,時間も,費用も,精神的な負担もかかります。

そして,その間に,子どもの生活や気持ちに影響が出てしまうこともあります。

だからこそ,

夫婦関係を修復したい場合には,焦って関係を壊す言動を避けること。

親子交流や共同親権を求める場合には,相手や子どもの不安を無視せず,子どもの福祉や安全の視点から考えること。

DVや虐待があるために親子交流や共同親権に慎重であるべきだと考える場合には,単に「会わせたくない」「共同親権は嫌だ」と伝えるのではなく,子どもの安全や福祉の問題として,具体的に整理して伝えること。

こうしたことが,とても大切になります。

今回ご紹介する動画トップ3では,

妻から離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない場合に,焦ってしてしまいがちな失敗行動,
DV・虐待があるために,親子交流や共同親権を拒否したい場合の離婚調停での話し方,
共同親権で父母の意見が一致しない場合に,裁判所はどのように考えるのか,親権行使者指定の手続にはどのような負担があるのか,

についてお話ししています。

離婚調停では,自分の希望を強く伝えることが大切なのではありません。

そして,離婚後共同親権を選ぶかどうかを考える場合には,相手との関係性,子どもの安全,父母の協力可能性,そして,実際にその制度を使った場合にどのような負担が生じるのかを,具体的に考えることが大切です。

今回の動画が,夫婦関係を修復したい方,親子交流や共同親権について悩んでいる方,DVや虐待がある中で子どもの安全を守りたい方にとって,少しでも安心して一歩ずつ準備するためのヒントになれば嬉しく思います。

「動画解説してくださってありがとうございました!」
「分かりやすくて助かります!」

そういう話も,いただくことも多いので,とても励みになっています。
既に離婚した方も,まだ離婚していない方も法改正による正確な影響を知っておくことで,安心して自分にとって最適なものを選べるヒントになると思っていますので,伝えています。

今回の動画が,夫婦関係を修復したい方,親子交流や共同親権について悩んでいる方,DVや虐待がある中で子どもの安全を守りたい方にとって,少しでも安心して一歩ずつ準備するためのヒントになれば嬉しく思います。

過去48時間に再生された回数の多いトップ3に入っている動画をご紹介します♪

1 離婚調停で離婚したくない男性必見|焦りが修復を壊す?弁護士が語る3つのポイント(トップ3)

妻が突然子を連れて家を出てしまった場合に,妻との関係を修復したいという焦りから,つい,してしまいがちな失敗する言動を避け,妻との夫婦関係修復のための道を安心して効果的に進めていくため,妻とやり直すためのステップに必要な言動について,ポイント3つを解説しています。

「妻との関係を修復したいために,焦った行動が修復を壊してしまう理由」
「妻が突然子を連れて家を出てしまったとき,してしまいがちな失敗行動」
「妻から離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない場合,失敗しないために気をつけるべき言動は?」
「妻から離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない場合,何からどのように進めていけばいい?失敗しないために必要な3つのステップ」

妻から離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない男性向けに,最初にしてしまいがちな失敗につながる言動を避けることで,後悔しないように進めてもらえたらと思います▼

 

2 夫のDV・虐待が理由で親子交流を拒否したいときの話し方#shorts(トップ2)

本編動画「離婚調停で共同親権・親子交流を拒否したい場合の話し方」に関するQ&A動画をショート動画として,重要なポイントを抜き出して解説しました。

夫のDV,子どもへの虐待があるために親子交流(面会交流)を認められないと感じる場合に,何をどのように離婚調停(親子交流調停)で話したらいいのか?についてお話しています。

本編では,
無料メールマガジンの読者さん(女性・離婚前の母親)からいただいた「夫が共同親権,面会交流(親子交流)を求めているけれど,長年のDV・児童虐待があるために拒否したいと考えている場合に調停委員や裁判所にどのように説明し,どのような話し方をしたら理解してもらいやすいのか」という趣旨のご質問に対して,Q&Aで「DV・児童虐待があるため,共同親権・親子交流を拒否したい場合の話し方」のポイントを3つお伝えしています。

「DV・児童虐待があるため,離婚後共同親権を拒否したい場合,離婚調停で何を重点的に伝えるべき?」
「DV・児童虐待があるため,親子交流(面会交流)を拒否したい,慎重にすべきと考える場合,離婚調停や親子交流調停(面会交流調停)で何を重点的に伝えるべき?」
「DV・児童虐待案件で,調停委員や裁判所に対し,どのような説明,話し方をすれば,子どもの安全や福祉の問題として理解してもらえる?」
「子どもたちが相手方との接触を強く拒否している場合,拒否の意思やこれまでの経緯をどのように整理し,どの部分を離婚調停で重点的に伝えると良い?」
「DV・児童虐待があるため,離婚後共同親権を拒否したい場合と親子交流を拒否したい場合との離婚調停で話す内容,話し方の違いは?」

DV・児童虐待があるため,離婚調停で離婚後共同親権,親子交流(面会交流)を拒否したい場合,何を中心に話せば調停委員,裁判所に分かってもらえるのか?令和8年4月から離婚後の共同親権も選択できるようになったため,特に不安に思う方は多いです。

離婚調停や親子交流調停(面会交流調停)で離婚後共同親権,親子交流を拒否したい場合,子どもの福祉の観点から慎重にすべきと考える場合,何に注意して話したららいいのか,重点的に話すべきことは何か,などがわかることで,安心して進めて行くことができます▼

3 共同親権で父母の意見が一致しない場合の裁判所の判断基準(トップ1)

弁護士木下貴子のホームページの記事「共同親権のメリットとデメリット-子供と同居する親の場合」を元に順番に解説している第12回目の動画です。
離婚時に離婚後の親権者を決める際,共同親権がいいのか,単独親権がいいのか,子どもと一緒に住む親(同居親)としてのメリット,デメリットは何か,何に気をつけて共同親権にするかどうかを決めたらいいのか,選ぶ際の注意点,決める順序と実際に父母の意見が一致しない場合の決め方,裁判所の判断基準など離婚調停でおさえておきたい準備のポイントをお伝えしています。

「裁判所に何を伝えれば,自分が子どものことを決められる?~親権行使者指定の判断基準と手続の負担」
「同居親にとっての共同親権のメリットとデメリットは?」
「共同親権で父母の意見が一致しない場合の家庭裁判所の解決手続」
「共同親権にして,父母の意見が合わなかったら,裁判所はどちらの意見が正しいか決めてくれる?」
「私が子どものことを決められるように新権行使者指定をしてもらうには,裁判所に何を伝えればいい?」
「親権行使者指定という手続があるなら,離婚後共同親権を選んで,父母の意見が一致しない場合も,それほど負担なく解決できる?」
「父母の意見が一致しない場合,裁判所は何を基準に決める?」
「父母の意見が一致しない場合,新権行使者指定のための手続きをすると,実際にどんな負担がある?4つの負担」
「父母の意見が一致しない場合,裁判所が最も良い解決方法を決めてくれる?誤解されやすい親権行使者指定の手続きとは?」
「離婚後共同親権で意見が一致しない場合に新権行使者指定をすると,どんなことが大変?」
「親権行使者指定手続きを弁護士に依頼した場合の費用の目安は?」
「親権行使者指定によって解決できても,子に不利益が生じる場面」

など,離婚後の親権で共同親権を選択すべきかどうか検討している場合,同居親としては何に注意して決めたらいいのか?同居親として共同親権を選んだ場合と単独親権を選んだ場合の具体的な違いや負担と共同親権を選ぶことで法的に意味のあるものと誤解による期待とを区別して判断することで,子も親も幸せに生活できるよう,後悔することなく,安心して進めることが出来るように解説しています▼

 

まとめ 信頼関係がなければ,修復も共同親権も難しい

今回ご紹介した3つの動画は,テーマだけを見ると,少し違う内容に見えるかもしれません。

妻から離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない男性のための動画。
DVや虐待があるために,親子交流や共同親権を拒否したい場合の話し方に関する動画。
そして,離婚後共同親権で父母の意見が一致しない場合に,裁判所がどのように判断するのかを解説した動画。

立場も,悩みも,目指している方向も違うように見えると思います。

でも,実は,・・・

夫婦関係を修復したい場合に気をつけるべきことと,離婚後共同親権を希望する場合に気をつけるべきことには,共通している部分があります。

それは,「相手との信頼関係,協力関係を築けるかどうか」ということです。

妻との関係を修復したいと思っているのに,

相手の不安を分かろうとしない。
自分の気持ちだけを一方的に伝える。
焦って,責めたり,説得したり,追い詰めたりしてしまう。

そうすると,修復したいという思いとは反対に,相手との距離がさらに広がってしまうことがあります。

離婚後共同親権についても,同じようなことが言えると思っています。

共同親権は,離婚後も父母が子どものことについて関わり,必要な場面では協力して決めていく制度です。

そうである以上,相手との信頼関係や協力関係が全くないまま,

「共同親権になれば,子どもに関われるはず」
「意見が合わなければ,裁判所に決めてもらえばいい」
「親権行使者指定の手続があるなら,何とかなるはず」

というイメージだけで選ぶと,後から大きな負担につながることがあります。

父母の意見が一致しないたびに,裁判所の手続を利用することになれば,時間も,費用も,精神的な負担もかかります。

そして,その負担は,父母だけでなく,子どもの生活や安心にも影響することがあります。

だからこそ,共同親権を希望する場合には,

離婚後も,子どものことについて必要な連絡や話し合いができるのか。
相手の不安や立場を全く無視していないか。
子どもの安全や福祉を最優先に考えられているのか。
父母の意見が合わない場合に,現実的にどう解決していくのか。

こうしたことを,具体的に考える必要があります。

一方で,DVや虐待があるために,親子交流や共同親権に慎重であるべきだと考える場合にも,調停での伝え方はとても大切です。

単に,

「会わせたくありません」
「共同親権は嫌です」

と伝えるだけではなく,

これまでどのような出来事があったのか。
子どもがどのような反応をしているのか。
親子交流や共同親権によって,子どもの安全や福祉にどのような影響があると考えているのか。
どのような条件が整わなければ,安心して進められないのか。

こうしたことを,子どもの福祉の問題として,具体的に整理して伝えることが大切です。

離婚調停では,自分の希望を強く言えばよい,というものではありません。

夫婦関係を修復したい場合も,親子交流を求める場合も,共同親権を希望する場合も,反対に,DVや虐待を理由に慎重な対応を求める場合も,

大切なのは,

「相手には,どのような不安があるのか」
「子どもにとって,何が安心につながるのか」
「今の父母の関係で,どのような関わり方が現実的なのか」
「そのために,調停で何を準備し,何を伝える必要があるのか」

を考えることです。

今回ご紹介した動画では,

離婚したくない男性が,焦って修復を壊さないために気をつけるべき言動,

DV・虐待がある場合に,親子交流や共同親権について調停でどのように話すべきか,

共同親権で父母の意見が一致しない場合に,裁判所の手続を利用することの現実的な負担,

についてお話ししています。

夫婦関係の修復も,離婚後共同親権も,どちらも「相手と関わり続ける」ことが前提になります。

だからこそ,相手との信頼関係や協力関係を築けないまま,自分の希望だけで進めようとすると,かえって望む結果から遠ざかってしまうことがあります。

離婚に関することは悩みも深く・・・周りの人に話すことができず,一人で悩んでいる方もいると思います。

「離婚したくないけれど,何をしたらよいか分からない」
「子どもに会いたいけれど,どう伝えたらよいか分からない」
「DVや虐待のことを,調停でどう話せば分かってもらえるのか不安」
「共同親権を選ぶと,父母の意見が合わないときにどうなるのか心配」

そう考えて,迷ってしまうこともあると思います。

そんな方が,家にいながら隙間時間を使って動画を見ていただくことで,

少しでも肩の荷が軽くなったり,
自分のケースで考えるべきことが見えてきたり,
離婚調停で何を準備し,何を伝えればいいのかが整理できたりしたら・・・

嬉しいな,と思っています。

また,定期的に,動画のご紹介もしたいと思います。

チャンネル登録してもらえると,励みになります▼

https://www.youtube.com/@kinoshita-takako

これからも,どうぞよろしくお願いいたします♪

それでは,

このブログを読んで下さった方,

妻から離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない方,

夫婦関係を修復したいけれど,何をすればよいのか分からず不安な方,

DVや虐待があるために,親子交流や共同親権に慎重であるべきだと感じている方,

離婚後共同親権を希望しているけれど,父母の意見が一致しない場合にどうなるのか心配している方,

そして,そういう方が友人や家族,周りにいらっしゃる方が,

少しでも安心して,自分のケースで何を考え,離婚調停で何を準備し,何を伝えていけばいいのかが見えてくるためのヒントとなりますように。

今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました。感謝しています♪