多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

離婚後共同親権を選んで子の習い事を反対されたら?~人気動画トップ3!

離婚後共同親権を選んで子の習い事を反対されたら?~人気動画トップ3!

「離婚調停で離婚後共同親権とするとの話が出ているが,共同親権を選んで困ることは無いのだろうか」
「夫は子どもの習い事に反対している。離婚後共同親権を選んで,子どもの塾をやめさせようとしたら,困る」
「離婚後共同親権を選んで,学校のことや習い事で揉めた場合には,どう解決すればいいのか?裁判所が解決してくれるのか?」

令和8年4月以降,離婚後も共同親権を選択できるようになることで,最近は特に「親権」「共同親権」について心配して相談されることが増えた。

相談を受けていて・・・

特に,すでに別居している方や,相手との関係に恐怖や強いストレスを感じてきた方にとっては,共同親権という言葉自体が,

「また相手と関わり続けなければならないのではないか」
「子どもとの生活を守れなくなるのではないか」

という不安につながることもあると実感しています。

一方で,子どもと離れて暮らしている方にとっては,

「共同親権になれば,もっと子どもに関われるのではないか」
「もっと子どもに会えるようになるのでは」

そういう希望をもって,改正民法の施行を待っていた人たちもいる。

弁護士の視点からすると,現実の法的な効果を知らないことによる「不安」「誤解」,そして「期待」が多いと思うので・・

これからも,少しずつでも,具体的なご質問にお答えすることで,不安を解消したり,実際の具体的な場面でどうなっていくのかを,出来るだけ正確に伝えていけたらいいなと思います。

もちろん,施行される法律の条文をどのように解釈して,どう裁判所が運用していくのか,
このあたりは「条文」だけでは一律に決まらない,不明確なところもあるので,「予測」にはなってしまうところもあるけれど,条文の背景となった「法の趣旨」,「考え方」に遡って,出来るだけ正確に予測をお伝えしていけたらいいなと思っています。

「動画解説してくださってありがとうございました!」
「分かりやすくて助かります!」

そういう話も,いただくことも多いので,とても励みになっています。

「親権」,そして「監護権」を考えるときに一番大切なこと。それは・・・

共同親権も,単独親権も,親権者や監護者の決定も,最終的には「子の利益」のためにどう考えるのか,という視点。

どちらか一方の親の希望だけで「親権」が決まるものではない。
また,統計から,父親だから無理,母親だから必ず有利,というものでもありません。

なぜ,離婚後も「共同親権」を選択できる制度にしたのか?

現実としては直接の法改正のきっかけとなったのは,別居親の強い希望が大きいとは思うけれど,少なくとも「子の利益」のために必要な場合があるから,という「考え方」で条文自体は構成されていて,同居親の利益でも別居親の利益でもなく,「子の利益」を「最も優先して」考えるという法律の指針,「考え方」に変更はない。

これを前提にして,ご自身のケースでは具体的にどうしたらいいのか?
私の動画が,考えるヒントになったら嬉しく思います。

大切なのは・・・
ご自身のケースで,どのような事情があり,何を準備し,どのように伝えていくのか

今回は,「モラハラで離婚したい場合の証拠」についても多く動画を観てくださっていることが分かりましたが・・
この点は,「共同親権」の話ではないモラハラで離婚したい場合にも共通する点だと改めて思っています。

周りの人に話すことも出来ず,誰も味方がいないように思われて,孤独に戦っている人もいる…

つらいとき…真っ暗闇に思えるようなときも,希望の道を指すような光,心が穏やかになるものがあるといいなと思っています。

これからどうなるのか,不安に思う方が,家にいながら隙間時間を使って,知識を得ることで,
少しでも心の中に火がともって,肩の荷が軽くなったり,今そこにある豊かな時間に気づくことが出来たりして,
少しでも安心して過ごすため時間,ホッとして笑顔になれる時間となるお手伝いができたらと思っています。

今回も,引続きYouTubeのショート動画も,多くの方に見ていただいて有り難く思っています!

今回は「録音や録画がないときのモラハラの証拠」の他,「共同親権・子の習い事で揉める場合の解決法Q&A」「共同親権で意見が合わないときの監護者指定手続きと判断基準」

今回ご紹介する動画トップ3では,

共同親権で父母の意見が一致しない場合の解決方法「監護者指定」,
共同親権で子の習い事で揉めた場面での具体的な解決方法,
録音や録画がないときでも,モラハラで離婚したい場合に認められるのか

についてお話ししています。

不安な気持ちの中にいると,先のことが真っ暗に思えてしまうこともあります。

でも,共同親権制度の内容や裁判所の考え方を少しずつ知っていくことで,
「今,何をすればいいのか」
「何を伝えればいいのか」
「どこに注意すればいいのか」
がみえてきます。

既に離婚した方も,まだ離婚していない方も法改正による正確な影響を知っておくことで,安心して自分にとって最適なものを選べるヒントになると思っていますので,伝えています。

今回の動画が,共同親権や親権について不安を感じている方にとって,少しでも安心して一歩ずつ準備していくためのヒントになれば嬉しく思います。

過去48時間に再生された回数の多いトップ3に入っている動画をご紹介します♪

1 共同親権で意見が合わないときの監護者指定手続きと判断基準(トップ3)

令和8年4月改正民法を反映した弁護士木下貴子のホームページの記事「離婚後共同親権とは-単独親権との違い・意見不一致時の手続」を元に動画で順番に解説しています。

今回は,離婚後共同親権を選択した場合に子の進学や医療行為,転居について話し合いで解決が出来ないような場合,監護者指定が出来るのか?監護者指定のための具体的手続きや監護者指定が認められるかどうかの判断基準などについておさえておきたいポイントをお伝えしています。親権を取得したい場合に離婚調停で伝えるべきことは何か,親権者や監護者が出来ることや共同親権にした場合の具体的な親権行使方法,監護者指定による変化などを理解した上で,自分の望む子どもとの関わり方を認めてもらうために重要なポイント,すべき準備3点,離婚調停で親権を主張する際の注意点について解説しています。

「離婚後共同親権とは?単独親権との違い・意見不一致時の手続」
「共同親権で子どもの進学,転校,転居,手術などの医療判断が一致しない場合,どうすべき?監護者指定を利用できる?」
「子どもが今の学校でうまくいっていない,実家近くに引っ越して環境を変えたい,でも相手が反対したら動けないの?」
「離婚後共同親権を選択したけれど,実際には全く話し合いにならないと気づいたら,どうしたらいい?」
「離婚後共同親権で監護者を指定するための手続きは?」
「離婚時に監護者指定をしてもらいたい場合と,離婚後共同親権を選択した後に,話し合いが出来ず,監護者指定をして欲しい場合の手続きの違い」
「一度離婚後の共同親権を選んだ後でも監護者指定できるの?」
「監護者指定が認められない場合もあるの?監護者指定が認められにくいケースとは」
「離婚裁判で,裁判所が共同親権にしたうえで監護者指定をする場合はある?離婚裁判では認められにくい理由は?」
「監護者指定の調停・審判手続きの流れは?」
「裁判所はどんな場合に監護者指定を認めるのか。判断基準は?」
「監護権指定をして欲しい場合に裁判所に伝えるべきこと」
「監護者指定と特定事項だけ親権行使者を決める親権行使者指定・監護の分掌との違い,監護者指定の必要がある場合とは」
「親権者(共同親権)と監護者を決める際におさえておくべき3つのポイント」
「2026年4月施行の改正民法をふまえて再度おさえるべき親権の内容」

離婚調停で親権や監護権を求める場合や離婚後に監護権を指定して欲しい場合には,どうしたら希望がかなえられやすいのか,どんなことを意識して対応すべきなのか,どんなことはしてはいけないのか,親権・監護権を取得したい場合の注意点や手続きの流れを知ることで,効率的に,迷わず一歩ずつ安心して準備してもらえたらと思います▼

2 共同親権・子の習い事で揉める場合の解決法Q&A(トップ2)

無料メールマガジンの読者さん(女性・離婚前の母親:離婚後共同親権を検討中)からいただいた「(離婚後共同親権にした場合に)子供たちから習い事や塾に通いたいと言う希望があった場合,夫がもし子供たちの希望に反した場合,調停や裁判所で問題解決などできるのでしょうか」というご質問に対して,Q&Aで「共同親権で子の習い事で揉める場合の解決法」のポイントを3つお伝えしています。

「改正法が施行された2026年4月以降に共同親権で子の習い事・塾で父母の意見が一致しない場合,どうやって問題解決したらよい?」
「共同親権で,子の習い事で父母の意見が一致しない場合,子は習い事・塾に通うことが出来る?」
「共同親権でも,父母が単独で決められることがある。その内容は?」
「共同親権で,親権を共同行使すべき場面と,単独で行使できる場合の違いは?」
「共同親権で,子の習い事・塾で揉めた場合,調停や裁判所で問題解決できる?」
「共同親権で子の習い事,塾に通うかどうか,について,子の意思・希望は尊重してもらえる?」
「共同親権で子の習い事・塾などの教育関係について,父母で意見が一致しない場合に,根本的に解決するための方法は?」
「監護者指定・監護の分掌とは?」
「監護者指定をすると,子の塾・習い事を決めるのにどのように影響する?」
「他の共同親権者が反対しても,監護者が単独で子の習い事・塾について決めることが出来る?」

改正法が施行された2026年4月以降,共同親権で父母の意見が一致しない場合はどうなるのか?解決方法はあるのか?と不安に思う方は多いです。

共同親権であっても,子に関する全てのことについて,話し合って決めなければいけないわけでなく,単独行使出来る行為もあるため,より複雑で分かりづらくなっていると感じています。

令和8年4月改正で,父母の意見が一致しない場合にどのような解決方法があるのか,共同親権で共同行使すべき内容と単独行使できる内容の違い,それによって利用できる手続きの違いや単独で行使した場合の効果を知っておくことで,安心して進めていくことができます▼

 

3 録音や録画がないときのモラハラの証拠#shorts(トップ1)

本編動画「モラハラで離婚したいが,録音・録画証拠がないと認めてもらえない?モラハラで離婚するために必要な証拠は?モラハラで離婚したい場合に準備すべき証拠と準備の仕方」に関するQ&A動画をショート動画として,重要なポイントを抜き出して解説しました。

モラハラで離婚したい場合に自分自身の裁判所での発言(本人尋問)の証拠としての意味,重要性についてお話しています。

本編では,

無料メルマガ読者さん(女性)が,モラハラで離婚したいが,録音・録画証拠がないと認めてもらえないのか,モラハラで離婚するために必要な証拠は,モラハラで離婚したい場合に準備すべき証拠と準備の仕方について,ご質問してくださったので,「モラハラで離婚するために必要な証拠」のポイントを3つをお伝えしています。

「他の客観的な証拠が残りにくい場合が多い,モラハラを理由に裁判で離婚したい場合,録音・録画証拠がなくとも,離婚を認めてもらうことはできるのか?」
「録音・録画の証拠がない場合,どんな証拠を集め,どのように準備したらいいのか?」
「モラハラで離婚したい場合に録音・録画はなぜ必要と言われるのか?タイミングよく録音・録画をするための方法は?」
「必要な証拠の具体例は?裁判所に信用してもらいやすい証拠と信用してもらいにくい証拠の違いは?」
「録音・録画などの客観的証拠がない場合,それでも自分の話を真実だと信じてもらうために必要な準備は?」
「モラハラによる離婚をしたい場合,録音・録画以外で準備すると良い証拠は?」
「モラハラによる離婚のように客観的な証拠が少ない場合,特に重要な証拠となる「陳述書」とは?」
「「陳述書」の書き方・準備のポイントは?」

モラハラを理由に離婚をしたい場合,どんな証拠が必要なのか,何に気をつけて準備をしたらいいのか,陳述書の書き方,離婚調停での話し方の注意点を知っておくことで,不安を解消しながら進めていくことができます▼

まとめ 事前予想と事後対応の重要性

親権や共同親権,監護権については,本当に立場によって見える景色が違うと感じています。

子どもと離れて暮らしている方にとっては,もっと子どもに関わりたい,親として近くで成長を見たい,という切実な思いがある。

一方で,DVやモラハラ,強いストレスを感じる関係の中で別居や離婚を選択してきた方にとっては,離婚後も元配偶者と関わり続けること自体が,大きな不安になることもあります。

その中で・・・

出来るだけ,具体的に離婚後の子どもの関わり方で起こり得るトラブル,問題点について「共同親権」を選んで解決できそうなのか?
「共同親権」を選んだうえで,「監護者指定」をしておいた方がいいのか?
自分の望む子どもの関わり方のためには,「監護の分掌」をめざしたほうがいいのか?

など,「事前予想」をすることで

「こんなはずじゃなかった」

を回避するヒントになればと思っています。

一方で・・

どこまで「事前予想」をしてみても,想定外のことは起こり得るので,実際に困ったことが生じたそのときに必要な「事後対応」を知っておくことで,安心してもらえたらと思っています。

離婚後共同親権で言えば・・

離婚しても父母が子どもに関われるという,子どもも両親からの愛情と親としての責任を感じられる・・という良い制度として選択したけれど,実際には離婚後に学校の進学や習い事などで揉めてしまってばかりいる。子どもも不安定になってしまっている。

そんな場面が生じたときでも,解決できる「事後対応」方法を知っておくことで安心して対応できるヒントになればと思っています。

一度「離婚後共同親権」を選択した場合,そこから「単独親権」に変更するのはなかなか難しいかな・・と予測しているので,父母の意見が一致しない場合の解決方法として「単独親権」に変更する以外の方法である「監護者指定」や「監護の分掌」についても知って欲しいなと思っています。

「監護者の指定」「監護の分掌」でも,共同親権者の一方の権限のうち重要な部分である「監護権」を奪ってしまうような効果があるので・・・

こちらも簡単には認められない場合もあると思うけれど,その場合には「特定」の事項のみ,単独で親権行使を認める「親権行使者指定」で解決できないのか・・?

(ちなみに今回みていただいたQ&Aのテーマの習い事の問題は,より制限的でない親権行使者指定では解決できない場面になります)

などなど,まだまだ沢山の「法律用語」「法制度」毎の違いがあって複雑なのだけれど・・・

出来るだけ順番に分かりやすく,解説していけたらいいなと思っています。

親権や監護権・共同親権についてその言葉のイメージや限られた情報で判断するのではなく,ご自身のケースではどうなるのか?具体的な場面を想定して考えることが大切です。

モラハラを証明する証拠が十分ではない場合に,どのような証拠を準備したらいいのか。
令和8年4月以降の離婚で,何が変わり,何が変わらないのか。
離婚後共同親権を希望する場合に,ご自身のケースでは最適なのか。
父親・母親それぞれの立場で,どのような準備が必要なのか。

こうしたことを知っておくことで,自分のケースで

「今,何をすればいいのか」
「何を伝えればいいのか」
「どこに注意すればいいのか」

が少しずつ見えてきます。

親権や監護権,共同親権も,最終的に大切なのは,父親の利益でも,母親の利益でもなく,「子の利益」です。

ただ,その「子の利益」を考えるためには,父母の関係,これまでの監護状況,子どもの安心,安全,生活の安定など,具体的な事情を丁寧に見ていく必要があります。

今回ご紹介した動画が,親権や共同親権について不安を感じている方,そしてモラハラによる離婚を考えている方にとっても,少しでも安心して,一歩ずつ準備していくためのヒントになれば嬉しく思います。

周りの人に話すことができず,一人で悩んでいる方もいる・・

そんな方が,家にいながら隙間時間を使って動画を見ていただくことで,少しでも肩の荷が軽くなったり,心の中に小さな灯りがともったりしたら・・・

嬉しいな,と思っています。

また,定期的に,動画のご紹介もしたいと思います。

チャンネル登録してもらえると,励みになります▼

https://www.youtube.com/@kinoshita-takako

これからも,どうぞよろしくお願いいたします♪

それでは,

このブログを読んで下さった方,
共同親権について不安を感じている方,
モラハラで離婚したいけれど,証拠が十分でないことで悩んでいる方,
共同親権を選択するかどうかで何に注意すればよいのか分からない方,
実際に離婚後共同親権を選んだ場合に,どんなことに困ることがあり,どう解決する方法があるのか分からず不安な方,
離婚調停では,望む子どもとの関わり方,望む結果のために何を準備してどう伝えればいいのか分からない方

そして,そういう方が友人や家族,周りにいらっしゃる方が,

少しでも,安心して,自分のケースで何を考え,何を準備していけばいいのかが見えてくるためのヒントとなりますように。

今回も最後まで読んで下さって,ありがとうございました。感謝しています♪