労働問題・解雇

弁護士田中敦のブログから,労働問題・解雇に関する記事を集めました。

田中敦ブログ~労働問題・解雇

労働問題第28回目 労働組合との団体交渉について(その2)

労働問題第28回目は、引き続き「団体交渉」について見ていきたいと思います。

 

 

1 団体交渉の進め方

 

 団体交渉の出席者、人数、交渉日時、場所などのルールについては、これといったルールがあるわけではありません。労働組合の中には、結成通知と同時に、即時の交渉を求めてくることがありますが、これに応じる必要はないということです。また、徹夜やあまりにも長時間の団体交渉に応じる義務もなく、2時間程度で区切ることも合理性があるでしょう。人数についても、会場の都合からある程度の制限の行うことも可能ですし、労使対等の原則から同数程度とすることも合理的でしょう。

 要は、社会通念上許容される範囲内で、ルール作りを進めればよいのです。

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2017年8月27日

労働問題第26回目 解雇の有効・無効/具体的ケース

解雇には客観的合理的理由が必要ですが、これまで、以下のようにケース分けして見てきました。

今回は、「整理解雇」について考えてみたいと思います。

 

 ①労働者の労務提供不能・労働能力又は適格性の欠如・喪失

  ア 勤怠不良(←21回目)

  イ 能力不足(←22回目)

  ウ 労働能力喪失(←23回目)

エ 労使間の信頼関係の喪失(←24回目)

 ②労働者の職場規律違反(←25回目)

 ③整理解雇(←26回目・今回)  

 ④ユニオン・ショップ協定に基づく組合の解雇要求

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2017年7月16日