多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

ナンバー2に必要な資質とは?レクセント株式会社斉田裕介君♪

ナンバー2に必要な資質とは?レクセント株式会社斉田裕介君♪

いつも読んでいただき,ありがとうございます001

今回は,地元多治見市,土岐市,瑞浪市などの東濃地区,可児市,美濃加茂市などの中濃地区で頑張っている魅力的な企業をご紹介する

名付けて!

「地元企業が日本を変える!」シリーズ第4弾!

私のかわいい,イケメン後輩!レクセント株式会社副社長の斉田裕介君のご紹介です♪

私と同じ多治見中学校卒業で,卓球部の後輩です。

レクセント株式会社は,多治見市でソフトウェア,アプリ開発をする会社ですが,グループ会社としてガスコンロ部品製造をするテクノケイ株式会社(多治見市),ワイヤーハーネス製造の有限会社インテックスケイ(可児市)があります。

また,レクセント株式会社は,他のグループ会社の総務,経理,営業も行っています。

正社員,パートスタッフ,内職と合わせると200人以上を雇用しています。

大組織ですね!

その中で裕君は,30代で副社長を務める魅力的でパワフルな若手です!

(詳しくはhttp://www.rexcent.com/ http://www.intex-k.com/ )

裕君は,あの!エイチーム(http://www.a-tm.co.jp/)の立上げの頃のメンバーでもあり,林社長に直々にプログラムの作り方を教えてもらったようです。

ちなみに,林社長も多治見中学校出身で先輩になります。

いやあ~~多治見中学校って,すごいですね♪(笑)

レクセント株式会社の社長である柴田さんとは中京高校の同級生。

先代の社長が亡くなり,自分が柴田社長を助けることが出来れば!との思いから,今の仕事を選んだそうです。

平成20年にリーマンショックで売上げ7割減。

平成23年に裕君が副社長につき,

その後,平成25年には売上げ2億8千万円から4億4千万円まで上昇!

・・・では,その成功の秘訣は何でしょうか? 具体的な方法もあわせてご紹介します!

 

その1 戦略を立てる!

どの事業に注力すべきか?

インテックスケイ,レクセント,テクノケイの事業のうち,どこをどのように変えたら一番効果が出るか。

3社の中でインテックスケイの売上比率が最も高い。

自動車業界の下請けなので(トヨタ指導)品質,コストなどは厳しい教育をされている。

他業界のワイヤーハーネスならば,同規模の会社に比べて勝てるのでは?

全社的に考えて,最短で費用が少なく売上げ,利益を増やす方法・・・

結果,選んだのは基盤であるワイヤーハーネス製造で他業界に進出すること。

現在は飛行機などのワイヤーハーネスも作っています。

 

全く違う分野に一気に進出するのは危険性の高い戦略ですね。

現在の自社の状況を「全体的」「長期的」にみて,

「段階的」「効果的」に取り組める戦略の立て方がすごいです。

 

その2 具体的な戦術を考える !

戦略を立てた。。

次は,どうしたら,その戦略を実現できるか?

(1)主体的に動く→副社長の名刺を勝手に作った。

(2)仕事をとる→営業改革

(3)とってきた仕事をこなす→製造部門改革

(4)会社一丸となる→理念の改革

それぞれに,分解し,さらに動けるレベルに言葉化して,やるべきことを実現しています。

行動できる範囲にまで分解していかなければ,人は動くこと(実践すること)ができませんね。

結果を出す人は,やはり行動力,そのための分解力が違いますね♪

裕君自体,「新規顧客開拓や新商品開発などで、自分で戦略を立て、実践し成果が出るととっても嬉しい」と言っています。

好きなことでないと,成果が上がりませんよね・・

 

その3 コラボレーションの妙!

社長は放任主義(ごめんなさい,柴田社長!)

方針の説明は無い。

しかし,異業種交流会,中国,アメリカなど色々なところに連れて行ってくれた。

沢山の人に会わせてくれた。

技術書以外の本を読むことの大切さを教えてくれた。

社長は学び方,人脈構築に長けており,裕君は,具体的に学んだことを実践することに長けていた,

ということですね。

・・この二人のコラボレーションだったからこそ,今のレクセントはあるのではないでしょうか。

逆に言うと,副社長の資質とは, 社長に無いものを補う力なのでしょうね!

そして,今は製造業の現場を知ったプログラマーとして,出荷管理,検査実績管理,在庫管理,内職管理などのアプリ開発に力を入れています。

こちらも,製造業+プログラミングというコラボですね!

 

ソフトウェア開発会社に比べたら、裕君の実力は秀でたものではないかもしれませんが,一般会社のシステム部門の人に比べたら勝っているはず!

誰に対して,自分の力が「強み」になるのかもよく,考えられています。

 

中京高校の「特進コース」という進学コースに進むも,挫折してやさぐれていたこともあったという裕君。

その頃の同級生が,柴田社長です。

また,その頃出会ったのが,当時学習塾を経営していたエイチームの林社長。

経営方針の違いから,エイチームをやめ,一時期は全く別の会社員として勤務していたこともあったそうです。

しかし,このままでは「自分の未来がここまでだ・・・」 と予測できてしまうことが怖かった・・・

やめて,何か始めようとしたとき,林社長から再度エイチームで働くことも誘ってもらえたそうです。

しかし,この頃にはもうかなり大きくなりつつあったエイチーム。

自分は,中小企業で自分の力を試してみたい,より自分が必要とされるところ,より大変なことにチャレンジしたい! という気持ちで今の仕事に決めたそうです。

すてきですね!

在宅しながらのプログラミングなど,子どもを持つ女性が地元で柔軟に,かつ生き甲斐を持って働く場所としても,期待しています!

実際にそんな女性のプログラマー大募集中ですよ。

また,障害を持つ方の就業支援をしているDoLA(http://dola.jp/)の教育訓練もされており,今後の就労先として期待されています。

大好きな地元多治見市で多様な就業を受け容れられる企業の発展をこれからも楽しみにしています!

つい先日も,グーグルやアップルのあるシリコンバレーに行ってきたとのこと。

世界の最先端をみて,是非是非地元多治見から世界に向かって商品,サービスをつくって欲しいです!

これから起業する方へのメッセージとして・・・

環境や他人のせいにするのではなく、勉強し実践し自分を変えることが大切だと思います!

と,いただきました。

主体性を持って取り組む・・・

うまくいかないのは,全て自分が悪いから!

大事ですね♪

裕君に勧められた映画「ニューシネマパラダイス」をみました。

あの映画のように,裕君が地元で有名な人になっていく様子が目に浮かぶ気がしました。

書籍「白いネコは何をくれた」も勧められました。

まだ読んでいませんが,読んでみたいと思います。皆様も是非是非~~♪

それでは,地元企業から成功のヒントを学び,地元企業を応援する「地元企業が日本を変える!」シリーズ,今後も書いていきますので,どうぞ,宜しくお願いいたします。

最後まで読んで下さって,ありがとうございました!