多治見ききょう法律事務所

弁護士 木下 貴子 ブログ

紹介を生み出す行動・経営理念・コンセプトとは?

紹介を生み出す行動・経営理念・コンセプトとは?

12499140_1677379122501512_1601666441_o私の役割は「お色気担当です!」

で始まった東濃信用金庫青年経営者クラブ連続セミナー講師。

一瞬,寒い空気感があったのは気のせいだろうか・・・


2月18日に地元多治見市の地域密着金融機関「東濃信用金庫」さんで,セミナー講師をさせていただきました。

3回の連続セミナーで,

私が所属している女性士業メンバー41girls

岐阜成功塾のメンバーで

講師を担当しておりましたが,今回で楽しく!終了しました♪


最終回は,鈴木亜紀子行政書士から「カネなし,コネなし,経験なし(しかも幼児付き)でも,食えないと言われている行政書士業界で生きていく私の話
(あっこちゃんらしい・・すごい題名ですよね!)

弁護士木下から「経営理念・コンセプト作りに外せない3つの視点」をテーマに話しました。


その中から,


この人に頼んだらいいよ~と紹介してもらうための行動とは?

この人なら信頼できると思ってもらうためのコンセプト(信念・経営理念)とは?


をお伝えします♪

 

1 紹介したい「人」になる


鈴木亜紀子行政書士が話した内容で「コネなし」でも紹介が発生するシステムの話がすごかった。


地域には,人望ある人物Aさんがいる。

Aさんは,若くて可愛い,ちょっと生意気な(あっこちゃんのような)若者が好き。応援したい。

Aさんに,こんな人知らないですか?ときく。

Aさんは,その場でBさんに連絡してくれる。

Bさんに会いに行くと,人望あるAさんの紹介なので,丁寧に話を聞いてくれる

繰り返すと,次第に,Aさんが自分の仕事について聞いてくれるようになる

困っているAさんの知り合いCさんの話を聞いてくれるよう頼まれる

その日,すぐにCさんに会いに行って(Aさん同席)相談にのる(無料)

Aさんに感謝される。Aさんにかわいがってもらってるんで私も嬉しいという。

Aさんが次第にどんな仕事だったら自分にお金になるのか,考えて紹介してくれるようになる


・・こんな人を紹介して欲しいんです,と頼む,という話は,以前も聞いたことがあるけど,

あっこちゃんがすごいのは,


Aさんに頼まれたら,「すぐその場で行って相談にのる」というところ。


「スピード」大事だと,,改めて思いました。

 

 

2 経験者しか分からないこと


あっこちゃんの話は,全て自分自身の経験に基づく話。

自分が離婚して,シングルマザーとなったこと。

そのとき,何を感じて,どんな言葉をかけてもらいたかったのか・・・

今,その言葉を,自分が相談をうけるママに伝えている。


だから,
あっこちゃんは,離婚問題に「」をこめて取り組んでいる「信念」を感じる。

きいていて・・・うるうるした。

 

 

私も離婚問題に真剣に取り組んでいるけれど,その理由は違う

私は,自分が子どものとき,父と母が離婚するかも知れないと悩んだからだ・・・

だから,そういうときの子どもの気持ちがよく分かる。

子どもって,そういうとき,どんなことを感じるの?

離婚すると子どもにとって,悪いのでは?

どうやって子どもに今の状態を伝えたらいいの?

 


と心配されるご相談者には,自分の経験を伝えることが出来る。


 

私は,できるだけ子どもに負担をかけないような離婚のサポートをしたい。

・・その一番は,お母さんが元気になること,楽になること,とは思っているのだけど。

 

実際にあっこちゃんのところにも相談に行っていて,私の所にも相談に来る人もいる。

そういう方は,「子どもの気持ちを知りたくて」といわれる。

 

だから,同じ「離婚問題」に取り組んでいるけれど,それぞれお役に立てると思う。

 

 

・・・私の話した「コンセプト作り」のノウハウとは少し違うけど,


信念,コンセプト,経営理念って,そういう,ちょっと切ない経験からしか生まれないような気がする

 


3 信念(コンセプト)を伝えて欲しい


私は,信念って,ひとことで言うと,「なぜ,その仕事をしているのか?」ということだと思う。


今回は,具体的に信念を伝えるときにポイントとなる3つの視点を話したけれど,これは,この視点で考えた方が,

より自分がなぜこの仕事するのかが,
分かりやすく,
深掘りできて,
言葉にして伝えられる,

それを私は知りたい・・・と思うから。


私が胡散臭い?と思われがちな,コンサルタントノウハウを学んだのは,もっと身近なところで地元の企業のお役に立ちたい,と思ったから。


弁護士って,本当にどうしようもなくなって,困ったときにしか頼りにしてもらえない

・・・できれば,一生関わり合いたくない,と思われている(そう,これを読んでいるあなたもでは?)

 

それは,やっぱりかなしい。

 

そして,弁護士は経営のことも分からないのに,あれはやってはいけない,これはやってはいけないと形式的なことばかり言う。

とも思われている。


・・・実際に,契約時に弁護士が入ることで

うるさく言われてかなわない。時間がかかる

と言われたこともある。

 

だから,少しでも経営者の気持ちに近づきたかった。


幼い頃両親の離婚問題で悩んでいた私を助けてくれた地元の人達,大好きな地元の企業のみなさん。

弁護士になり,子どもの頃にはあった近所の企業も次々に倒産していく現場をみて,処理していく中で・・・

もっと前に自分に何か出来ることは無かったのか・・・と思った。

 

だから,経営者の気持ち,

スピード感も分かりつつ,

経営者が安心して進むための法律ルールだけはおさえておけるような

普段から気軽に関われる弁護士になりたかった。


今,本当になれているかは分からないけれど,信頼して下さっている顧問先には本当に感謝しています。

 

なので!

地元企業のみなさんの

「信念」「コンセプト」「経営理念」=どうしてそれをやるのか,何をめざしているのか

も教えて欲しいな~と思います。


それがわかると,

そういう理念,コンセプトを持って「やっている仕事」を

誰に紹介したら役に立てそうか

心からそういう企業(特に地元の企業の皆様)を,

あなたを,

探していた!

と言ってもらえそうか,わかる。

 

・・・そうしたら,地元企業のみなさまが求めているお客様に

魅力を伝えられて,選んでもらえる。

私が応援したいと心から思う,地元企業の皆様に喜んでもらえると思う。

 

今日は,また長くなってしまいました・・・

熱入りすぎて,文章がいつもと違うトーンになってしまった。

 

最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。


私はこれからも,胡散臭くても,全ての人が持っている「価値」「信念」「その人にしか出来ないこと」を言葉にして伝えていきたい。

 

人に優しく,自分にも優しく,今日も誰かに愛を伝えていきたいと思います。


みなさんの信念・経営理念が沢山の人に伝わり,紹介され,みなさんを心から求めている人に見つけてもらえますように


ありがとうございました!!!